科学について
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「科学」って、そもそも何なんだ?
科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる
戸田山和久、日本放送出版協会、2005年刊 これまで、科学をちょっと引いた目で(冷めた目で)みようという本を読んできた。無自覚な科学主義(この本では「ツヨ~い科学的実在論」などと呼ばれている)に疑問があったわけだが、しかし今度は、あまりにも科学を相対化しすぎると反科学にどんどん近づいてゆく。さてどうするか。どこらへんを妥当なラインとするか。 著者は「科学理論の目的は、実在について文字通り正しい...
知の構築とその呪縛
大森荘蔵、ちくま学芸文庫 ものものしいタイトルだが、中身は「論理的科学史」。 筆者は、常識を世界の「略画」とみるならば、科学は世界の「密画」に当たると言う。しかし、この「略画」から「密画」への歴史的展開にあたって、ある誤解が生じた。 誤解の起源は、ガリレイ、デカルトにある。そこで、「デカルトの懐疑」への懐疑(幻滅論法)、知覚因果説への反論を経由して、最後はお得意のスペシウム光線「重ね描き」で...
時間と存在
大森荘蔵、青土社、1994年刊 常識や俗説を批判的に検討するのが、科学や哲学だと言われる。だがそれとは逆に、大森荘蔵がやっているのは、科学や哲学を批判的に検討することで、日常世界に帰還する作業だ。 『線形時間の制作と点時刻』『幾何学と運動』『ゼノンの逆理と現代科学』は、x=x(t)のような直線時間tを座標とする自然科学の根本的表現法についての検討。そうした表現法では、ゼノンが警告したように自然科...
やぶにらみ科学論
池田清彦/ちくま新書。 科学は、一般性とコントロール性を持つ。大きなものを設計、コントロールするには、科学が有効。しかし近代が進み、高速道路などの社会インフラもひととおり整備され、人々の欲望も多様化し、人々の一般性の度合い(皆が同じものを欲しいと思う割合)は小さくなり、科学の重要性も多少低くなってきた。 それを反映してか近年、瑣末で過剰なトンデモ叩きによって本質を見失っている状況や、今度は逆...
世界が変わる現代物理学
竹内薫・ちくま新書。 現代物理学と科学思想(科学哲学)を同時に解説する一般人向け入門書。 ニュートン以降の理論物理学(相対性理論、量子論)の世界にあっては、物質の概念がゆらぎはじめた。著者はそれを「モノからコトへ」とまとめる。それは、実在論から実証論へとも説明される。 ■実在論(realism) 「自然の背後にある隠された実在に迫る」という考え方(この世は虚像で、論理的秩序を持つ世界が実像) ...
科学とオカルト
池田清彦/PHP新書 構造主義生物学者の科学、オカルト、社会の三題噺。 筆者は、科学を自然の中から何らかの同一性を引き出す術とする。同一性は、引き出す方(人間)と引き出される方(自然)の「関係」の中にある。引き出された同一性(たとえばクオーク)は、自然の中に自存する「普遍で不変の実体」であることを証明しているわけではなく、そう考えるとこの世界の現象をうまく説明できるということを示しているにすぎ...
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儒の系統
「孔子のことばにはイデアがある。伝統の集約化と内面...
日本語について
私は、私が読んだところの日本語に関して書かれた本の...
「身体」という単位
「身体」について考えてみる
「母」の思想~「連続性」の思想
天下に始め有り、以て天下の母と為すべし。
松本人志コレクション
「入江ちゃんだけじゃ、俺の味方は!」












