セントラル・ステーション
ひねくれ者で怒ってばかりの老女と母に先立たれた少年が父親探しの旅に出るロード・ムービー。リオ・デ・ジャネイロの中央駅。代書業を営むドーラのもとに、息子を連れた女性が夫への手紙の代筆を依頼にきた。ところが手紙を書き終えた後、その女性は事故で死んでしまう。ドーラは一人残された男の子ジョズエをみかねて家に招き入れる。子供の面倒など見る気のないドーラだったが、仕方なくジョズエを父親のもとへ行かせようと、一...
父、帰る
きれいな色彩、 淡々とすすむ、景色とストーリーの展開がすてき。 全然子どもらしくない目つきの弟イワン。 弱くて自意識過剰で甘えん坊でプライドが高い。 彼が雨の中、橋の上で取り残されるシーンが印象的でした。 親って何でしょうね。子って何。 こういう映画大好きです!
いつか読書する日
ずっとずっと、あなたに触れて欲しかった。 一枚一枚、本の頁をめくるように紡がれてゆく、長くて深い恋。 密やかな想いを胸の奥底に閉じ込めたまま、過ぎていった30余年。 孤独と惑いを単調な生活に秘める美奈子と、美奈子にこだわりながらも妻と暮らし続ける槐多が織りなす、本格メロドラマ。 監督 緒方明 出演 田中裕子 岸部一徳ほか モントリオール世界映画祭 審査員特別賞 地味に感じるかもしれないがすごい良か...
砂と霧の家
ちょっとした間違いや誤解から取り返しのつかない事態がおきることもある。 対立する双方にそれなりの言い分があり、どちらも正しく、どちらも間違っているという状況は現実社会ではよくある話だと思います。 そこには根本的な社会問題であったり、制度の問題であったり、そういった問題が山積みになっています。 人間がいかに寂しがりで、いかに独りよがりで、いかに臆病であるか、それを描いた映画だと思います。 涙...
IO NON HO PAURA
"2003年ベルリン映画祭コンペ部門で唯一のイタリア映画であった本作品は文字通り熱狂のもと観客に迎えられた。イタリア南部のバジリカータ州とプーリア州の州境の町メルフィ郊外で、灼熱の太陽と黄金色の麦畑を舞台に、孤立した小さな村で大人たちが関わっている ""ある事件""を描いたミステリーであるとともに、大きな秘密を抱え込んでしまった少年の心の葛藤を描いた感動の成長物語である。 原作はイタリアでその年最...
まぼろし
フランソワ・オゾン監督2001年作品。 ラストシーンが幕切れた瞬間,言い様のない動揺と涙が溢れてきた。家に帰るあいだ中,茫然としてしまう。35歳にして,なんて作品を撮ってしまうんだろう。 主演のシャーロット・ランプリング,全身で主人公マリーを演じるその存在感に圧倒される。特にその澄みきった瞳。この人なくして,ここまでの映画は出来なかったと思わされる。 が,女優の魅力だけでもっている映画ではない。ラ...
時をかける少女
筒井康隆が何十年か前に書いた小説。 今まで何度か映像化されたそうですが、 それをアニメに換骨奪胎されたのが、今回の「時をかける少女」です。 原作と少し違うみたいです。 ふだんアニメを見るのって、ジブリかディズニーぐらい。 映画館まで見に行ったアニメはほとんどありません。 だから、最初は、マンガ的な表現にちょっと馴染めないかな…と思うところもありました。 でもやはり、マンガ世代(*^^*)。 どんど...
白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々
(2005年 ドイツ) とにかくユリア・イェンチの演技がすばらしい!それだけで見る価値あり。 反ナチス運動を展開した学生グループ「白バラ」メンバーで、当時21歳の女学生だったゾフィー・ショルが逮捕され、5日間という短い尋問の末、処刑に至るまでを描く。監督はマルク・ローテムント。 描かれるのはゾフィーが反ナチのビラを大学上階の手すりからまいて逮捕されてからのたった5日間だけだが見ているうちにその人物...
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