バベル
観てきました@新宿バルト9。 何も共有するもののない人々のこと、人種/言語/宗教/経済的利害関係を共有する人々のこと、隣人、それどころか家族のことさえ想像することができない。世界を引き裂くのに言葉をバラバラにする必要などない。 チエコ(菊池凛子)に象徴される孤絶感とか、あまりに痛々しくて。それには覚えがある。人とは違う、そういうなら誰れもが「人とは違う」。 すれ違ってしまうことの容易さ。 ア...
白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々
(2005年 ドイツ) とにかくユリア・イェンチの演技がすばらしい!それだけで見る価値あり。 反ナチス運動を展開した学生グループ「白バラ」メンバーで、当時21歳の女学生だったゾフィー・ショルが逮捕され、5日間という短い尋問の末、処刑に至るまでを描く。監督はマルク・ローテムント。 描かれるのはゾフィーが反ナチのビラを大学上階の手すりからまいて逮捕されてからのたった5日間だけだが見ているうちにその人物...
ダンサー イン ザ ダーク
チェコからの移民で、プレス工場で働くセルマの唯一の楽しみは、頭の中で空想してミュージカルを作り上げること。 遺伝性疾患のために除々に衰えていくと戦いながら、同じ病気を患う息子に手術を施してやるため、必死に働く彼女に、やがて思いもよらない残酷な運命が降りかかる―。 初めて見た時、涙が止まらなかった。 あまりに哀しくて、哀しすぎて。 そして、優しすぎて。 あまりの哀しさに、サントラを聞くだけで涙が。あ...
父、帰る
きれいな色彩、 淡々とすすむ、景色とストーリーの展開がすてき。 全然子どもらしくない目つきの弟イワン。 弱くて自意識過剰で甘えん坊でプライドが高い。 彼が雨の中、橋の上で取り残されるシーンが印象的でした。 親って何でしょうね。子って何。 こういう映画大好きです!
マグダレンの祈り (ヴィレッジブックス)
原題は、 THE LIGHT IN THE WINDOW レイプの被害者、 孤児で男を誘惑すると噂された者など 性的に“堕落した”と判断された 女性たちを神の名のもとに 矯正する施設として、 カトリック教会によって運営されていた マグダレン修道院。 1996年までアイルランドに実在し、 延べ3万人の女性たちが 収容されたその修道院は、 本名を名乗ることを禁じられ、 頭髪を剃られ、劣悪な環境で 外界...
モンスーン・ウェディング
2001年ヴェネチア国際映画祭グランプリ受賞 監督:ミラ・ナイール(1957年インド生まれ) 音楽:マイケル・ダンナ 結婚式を控えたインドの中流家庭を舞台に錯綜した人間関係のドラマ。といってもドロドロした感じはなく、優しい雨に悲しみや痛みも流れ、最後にはハートのマリーゴールドが残る。そんな感じ。 この作品、歌アリ踊りアリではありますが、監督自身がNY在住ということもあるのか、いわゆるボリウッド的な...
little miss sunshine
また ふと観たくなる映画です。 次から次へと起こる出来事は少し、あわただしくも思うけど 人はみんないろんなものを抱えているんだから これだけの頭数がそろえば、それなりに、、、ね。 所々に出るアメリカっぽさもしっかり垣間見れたのもよかった。 派手じゃない映画好みの人にはお奨めできます。 音楽も同じく◎。 エンドロール2曲目は誰の曲なんでしょう…
Elephant
観終えてからも、なかなか頭を切り替えることができなかった。 たくさんの視点。 なのに原因と結果を求めない。 なになに??どうして?って聞く前に考えろということなのかな? ささいなこと、 直接的ではないのに、乾いているのに、 たくさんの視点がとても利いている事に観終えて気が付く。 秋の空の映像で始まり、空の、天気の映像で終わる。 黄色地に黒のTシャツ。金髪に黒い生え際。 ピアノの月光とエリーゼのた...
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