rhodiaの時計
- 80キーワード
西原理恵子曰く、「人間は動くものが好きな者とそうでない者とに分かれる。」テレビが点いていると無意識のうちにそれを見つめてしまう私は、自律して動きつづける「時計」というものに強く惹かれているようだ。それは理屈ではなく、本能的なものに通じている気がする。
先進の電波時計にも魅力はある。が、「自律性」に関して言えば、どうも不純な気がする。電波時計の魅力はその先進性であり、一種の「電波系」なところではないかと思う。携帯電話や無線LANによるインターネット接続、果てはニコラ・テスラの夢想した"世界システム"に行き着くような、科学的ユートピアを先取りするかのような。
「自律性」という意味では高精度クオーツ時計が、一つの究極を目指しているようにも思える。年に数秒しか誤差を生じない性能には、強い魅力を感じる。その一方で、電池、水晶発振器、モーターなどの電子部品というブラックボックスの中で、人間の想像を超えてしまうようにも思える。これは「電気」というタネを使ったマジックなんだよと言われると、それだけで妙に納得してしまうところがある。テレビの中の仕組みがそれを使っている人間の想像を超えてしまっているように。
機械式時計の面白いところは、この「自律性」を力学的に、目に見える形で成し遂げているところだ。スケルトン時計を見れば、全てを目の当りにすることができる。そこに現れる明快さはどの機械式ムーブメントにも宿っている。そしてその明快さ故に、「自律の不思議さ」の謎は更に深まる。ムーブメントの仕組みを全て理解したとしても、その謎は決して明らかにはならないだろう。タネのないマジックを、解き明かしようがないように。
人間もまた、自律的に動いている。肉体と、精神をも含めた非常に複雑なメカニズムとして(電気を使わずに)自律して活動する。そんな我々にとって、「自律するメカニズム」は「自分は一体どういう存在なのか」という、根源的な問いを含んでいる。この自らに問いかける謎が、明快な形で現れ、しかもそれを我々の肉体と同様に、日常の用に供することができるのが「時計」なのかもれない。
このコレクションはrhodiaの時計に関するキーワードをまとめたものです。
最初の8kwはクリック数順位、その後は製造年代順配列になっています。
※画像は1940年代のVULCAINのムーブメント
JUNGHANS Max Bill watch
ドイツ・ユンハンス社の手巻き機械式時計。 シンプルな美しさ。文字盤は黒の直線で構成されていて、それぞれの線に必然性と説得力。例えば時刻表示インデックスは、きちんと時針が届き、分表示はきちんと分針が届く。 バウハウスのデザイナー Max Billによる1962年の時計を復刻したもの。 でも、この時計の魅力は、そういう「論理」を骨格にしながらもディティールになにか、かわいらしさを感じるところだと思う。...
Sinn 503 EZM1
ドイツ・Sinn社のクロノグラフ腕時計。自動巻。 文字盤には刻時時針/分針、クロノ分針/秒針の四本の針と小さく赤い字のデイト表示。回転ベゼルは両回転式で、カウントダウン表示。 仕事(機動隊ではないですが)での計時用に使っています。 使い始めてもう数年、これに代わる仕事時計にはまだ出会ってません。 一瞥しただけで時間をイメージできる高い視認性。(目盛まで分針がきちんと届き、必要最小限の針数)手の感触...
SEIKO SUS AUTOMATIC
SEIKO・SUSシリーズの機械式自動巻モデル。通称メカSUS。24時間針、デイト付き。生産終了品。 雑誌に掲載されていた写真に魅了され、店を探して98年に新品で購入。 爽やかな青グラデーションのダイヤル色と白く太い針に、カーブしたサファイヤガラスとステンレスの量感。 手頃なサイズで適度な重量。気に入って酷使してました。 24時間表示の内転ダイヤルと24時間針で第二時刻を表示するが、リューズに触れ...
CWC 手巻きミリタリーウオッチ
1976年製の機械式手巻き時計。 合理的な視認性のアラビア数字&レイルウェイインデックス。シンプルでころんとした小振りなケース(幅35ミリ)。軍用品。 時計の裏に刻まれた刻印の意味は以下の通り。 W10(イギリス陸軍)-6645(NATO軍時計機器)-99(イギリス) 523-8290(兵科を表すらしい) ↑(ブロードアローマーク/英国官給品) 2119(シリアルナンバー)/76(製造年) CWC...
SEIKO ミリタリークロノグラフ
SEIKO のクオーツクロノグラフ。イギリス空軍用の軍用時計。1997年製。 二代目モデル。ケース径36ミリ、小振りで精緻な印象。アラビア文字インデックス。 衝撃などで脱落する事のないようにラグには棒が溶接されており、ナイロンベルトなどを引き通して使う、という軍用仕様。 そのため一般的な交換ベルトは使用できない。 6時位置はスモールセコンド秒針。9時位置は24時針。12時位置はクロノ30分計。セン...
OMEGA Seamaster30
オメガのシーマスター30。60年代の手巻きモデル。 ムーブメントはCal.286。 かつて、時計の精度を各メーカーが競い合った天文台クロノメーターコンクール。それを見据え、コンクール規定の上限である30ミリ径で開発された「30ミリキャリバー」。1939~63年まで作られ続けたこのムーブメントの最終バージョン(の一つ)がこのCal.286(1961年開発)。 下記サイトのシリアルナンバー表から判断す...
SEIKO 5 SUPERIOR
SEIKOの海外向け時計、「SEIKO5」の高級ライン、スーペリアの新作。 ずしりと重く、しっかりとした造り。ケースと一体化した彫りの深いステンレス無垢ブレス。ダイアルは光の当たり具合で色が微妙に変化するブルー。 他に、黒ダイアル&黒ベゼルモデルも存在する。 SEIKOのファイブ40周年記念時計、ダイバーズ40周年時計と同じ形状の長短針を採用。幅広の両刃剣のような形状で、存在感がある。時標もファイ...
Seiko h-timetron
独特のスタイル。何となく、古いMacを彷彿とさせるかわいらしさ。 セイコーのデジタル時計。 表示はマトリクス反転液晶で、カクカクとしたフォント。 表示の大きさを二段階に変化させることができるのはマトリクスならではと言える。グリーンのドット文字は、古き時代のPCのグリーンディスプレイをモチーフにしているのかもしれない。「SEIKO」のロゴもちょっと古風な感じ。 h-timetron(エイチ-タイムト...
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
コメント (0)
コメントが表示されます。
rhodiaのコレクション »
ウオールクロック
壁掛け時計は、空間を占め、空間を造り出す。それぞれ...































































































