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2007/07/27

「酒を飲む馬鹿 酒飲まぬ馬鹿」

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映画「小原庄助さん」を観た。
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これがめっぽう面白かった。庄助さんこと杉本左平太役、大河内伝次郎がなによりいい。脇では溝口健二でおなじみの田中春男が固めているし。

いまシネマヴェーラ渋谷で特集している清水宏監督。

惹句に「溝口健二をして『僕や小津は努力の人だが、清水宏は天才である』と言わしめた清水宏は、なお発見途上の存在である」とまで書かれた日には観にいかざるを得ない(笑)

誰でも聞いたことのある「小原庄助さん」は、映画では「杉本佐太郎」なる豪農の末裔として描かれていたが、あの有名な民謡になるほど確定された人物ではないのだそうだ。

立派な門から広大な田園風景を捕らえた絵の中、ロバに乗った大河内伝次郎がぱかぱか行くロングショットがなんとも印象的だ。

結局、杉本左平太は旧家の身上をつぶすことで借金を帳消しにし決着をつける。唯一のこったガラクタの中から、無二の友人である和尚に譲った大きな瓢箪にはこう書かれている。

「酒を飲む馬鹿 酒飲まぬ馬鹿」



すでに終盤になってしまい見逃した作品が多いが、7/30上映の出世作「有りがたうさん」は外すまじ(笑)

コメント(1)

2007/08/05

Poughkeepsie 原作を読んでないのでなんともいえないが、「有がたうさん」は、エピソードは深刻なものが多いが、なぜかのんびりした味わいの映画だった。上原健に実際に箱根峠を運転させながら撮った日本初のロードムービー(笑)だとか。単に交通機関というより、街道のライフライン、もっといえば島を廻る定期船のような役割をに担っている定期運行バス。「峠を越して行った娘は二度と戻ってはこない。」

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