2007/11/25
9:05 am
別の人生を送ろうとすれば、まず古いほうの人生を畳んでしまわなければならない。それも手際よくやる必要がある。しかしそんな仕事を満足いくように、やりおおせることのできる人間はそうざらにはいないのだ――と書いたのはヨシフ・ブロツキー。すべてを畳もうとするからいけない。それは家族ではなく、交遊関係ではなく、自分の歴史でもない。唯一可能なのは、自身の職業なのではないか、と思うのだ。これほど重要にして可変な要素はない、と。
あ、そうか。ヒゲの剃りかたなんかも、そうだな。










