2007/12/11
CO₂をめぐるふたつの闇。
「京都議定書」の採択から10年──。日本のCO₂排出量は削減されるどころか、増加をつづけている。原発がとまった今年、残念なことにさらなる大幅増が予想される。家庭でもオフィスでも、それなりに省エネ対策をしていると思うのだが・・・。
ここには、数字のからくりがあった。
日本の排出量の算出は、使った量に基づく「間接排出量」である。“使用者責任”なのだ。2005年の部門別排出量は以下のようになる。
エネルギー 7,850万トン( 6.1% △15.7%)
工場 45,600万トン(35.2% ▲ 5.5%)
運輸 25,700万トン(19.9% △18.1%)
商業・オフィス 23.800万トン(18.4% △44.6%)
家庭 17,400万トン(13.5% △36.7%)
※カッコ内は順にシェア、増減率。一部部門をカット。
「地球1個分の暮らし」のコメント欄にも書いたが、地球を思い切り踏みつけてから私たちに手渡されても困るというものだ。これを他の先進国で採用されている、“生産者責任”といえる「直接排出量」で算出し直すと、数値は一変する。
エネルギー 39,700万トン(30.7% △24.9%)
工場 38,100万トン(29.5% ▲ 2.3%)
運輸 25,000万トン(19.3% △18.3%)
商業・オフィス 10,700万トン( 8.3% △28.5%)
家庭 6,780万トン( 5.2% △19.6%)
排出量削減のネックになっていたのはエネルギーと、工場などの産業部門なのだ。しかし、政官財が“一枚岩”のこの国がここにメスを入れるなどありえない。割り当てられた排出量に余裕のある国から“枠”をカネで買うことになるのは間違いない。
もうひとつは、「チーム・マイナス6%」。
私も会員だが、そのメンバーを見て違和感をおぼえた方も少なくないのでは──。あなた方こそが地球温暖化の元凶ではなかったか。
ここ数年、高齢者世帯を中心に不要で効果のないリフォームをする業者が問題となっている。その彼らが「チーム・マイナス6%」に登録し、あのマークを名刺に刷り込んで営業しているという。役人のやることって・・・。
皆さま、くれぐれもご用心を──。
コメント(1)
2007/12/11
四月の旅人 「CO₂をめぐるふたつの闇」。これって、キーワードじゃないな──と半日たってやっと気づき(汗)、こちらに移動することにしました。すでにチェックしていただいた皆さん、ホントに申し訳ない。











