2008/02/05
あなたに親切に振る舞うのは
見ず知らずのあなたに親切に振る舞うのは、あなたを信じていないからです。
もし、あなたの無礼に腹を立て、文句を言ったとしたら、
あなたは私をなじるだろう、怒鳴るだろう、殴るだろう、
家まで後をつけてきて私や私の家族を殺すだろう、家に火をつけるだろう、
そんなふうにあなたを疑っているから、あなたに優しく振る舞います。
あなたの無礼をすべて許し、あなたという存在と関わり合いになることがないよう、足早に立ち去るだけなのです。
あなたの無礼や暴行や乱行を見逃しやり過ごすのは、私があなたを信用していないから。
あなたに関わると、不利益をこうむるとだけ信じ、あなたの気まぐれな暴力が怖ろしいからです。
その場では何もなくとも、あなたは、私の普段の生活のどこかにいる誰かかもしれない。
私がまったく油断している場所で、あなたは過日の復讐を行うかもしれない。
警官であるあなたが、私が別の暴漢に襲われている時、わざと見逃すかもしれない。
飲食店の料理人であるあなたが、私が入ったとき、料理に何かを混ぜるかもしれない。
病院の看護師であり医者であるあなたが、病や怪我に苦しむ私に、より多くの苦痛と苦しみを与えるかもしれない。
そんなふうに、私はあなたを信じていません。
だから、親切にふるまいます。あなたの全てを許します。
あなたと、私の間に、なんら、絆が生まれることがないように。




