2008/05/05
新橋演舞場 四谷怪談
吉右衛門の伊右衛門には?だが、福助のお岩さんには興味ありなので、見に行ってみた。吉右衛門、やっぱり恰幅がよすぎで、ちょっと違う。でも、ありかなしかっていったら、あってもいいかな。重厚すぎて、歌舞伎の色悪というより、運命と戦うシェイクスピア的な悪人になってるし。いずれ伊右衛門の役は、甥の染五郎が演じるんだろうけど、将来的にはそっちのほうが楽しみ。
福助が勘三郎と一緒にやってる限り、福助にお岩役は渡さないだろうと思っていただけに、楽しみにしていた役。お岩が、恨みを呑んで死に、幽霊になるまでの前半はよい。綺麗だしね。伊右衛門がお岩に惚れて無理やり結婚という物語に納得がいく綺麗さ。勘三郎は、上演回数から見ても歌舞伎界随一のお岩役者といってもいいんだろうけど、いまいち、おばちゃんっぽくて。貧乏とお岩の所帯やつれに嫌気がさして、伊右衛門がお岩を捨てたとはいえ、もうちょっと綺麗じゃないと、と、以前から思っていたし。いや、もっと積極的に久々に福助いいと思った。前半に関しては。後半の幽霊になってからは、段取りもまだよくなくて、いまいち。小仏小平をやると、声がヅカっぽいのもちょっとな。ま、段取りの悪さは舞台が練れてくるにつれ、よくなっていくことだろう。まあ、いつものことだけど、三角屋敷の場がパスされていたのは、ちょっと残念。






