2008/05/16
16億円
ポップアート界の価値観を変えようという、村上隆センセイに毒づくつもりはないんだが。
(どちらかというとどうぞご勝手に、状態なんで)
しかし、どう考えても、これはイタダケナイ。
比較するも失礼かもしれないが、
かの有名なアンディ・ウォーホルのモンローのシルクスクリーン版が、
種類によって差があるにせよ、だいたい1作品平均価格1000万円で取引される昨今、
正直、どうなのよ、16億円って。
「芸術」と「商業」の結実を探求する、村上氏は、
野球に続いて、日本の対米輸出経済を背負っているのかもしれないが、
もう、価値観も、芸術性も、経済効果も、理解不能なのが、昨日のニュースだ。
村上隆作品〝あの〟「マイ・ロンサム・カウボーイ」鉄人形(個体長245cm!)が、
サザビーズオークションで5月13日、1516万1000usドル(約15億9200万円)で落札された。
ニッコリ笑ってトバしている、アレ、が、である。
TV報道で、全身を抜いた番組は、たぶん、皆無に違いない。
特集番組で、今年、村上氏を持ち上げているNHKですらその勇気はなかったろう。
過去にもカウボーイのお友達?「Hiropon」
(こっちがトバしているのは、両胸からミルクだ。縄跳びしてるらしい!?)
が、NYクリスティーズ(だったかな?)で、約5000万円の値がつき、
さらに今年、NYクリスティーズに出品された「Miss ko2」(ミスココと読む;笑)という
ウェイトレス人形も、56万7600usドル(当時約6800万円)で落札されている。
村上バブル、と言われるほど、素晴らしい活躍なのは理解する。
期待の寵児なのも理解する。”にっこりお花”や”ロクロク星人”は私ですら可愛いと思った。
アーティストとして、デザイン、美術展示、映像制作、限りなくビジネスがお上手なのも
スバラシイと思う。最初、ミルク人形が落札された頃は、自作自演かしらと思った位だ。
ご当人の弁は、この金額は「投資的な意味をもつものでは」、だそうだが、
あのトバしてぐるり人形が、16億円。…わからん。
日本(秋葉原)が、世界に誇る「フィギュア」という呼称は、今回はフィギュア界に失礼だ。
呆れるほど、綿密で繊細なフィギュアが、この世にはたくさんある。
フィギュア界とは、全身全霊をかけて、創る人、造る人、思いを入れ込む人たちの世界だ。
そういう人たちの、夢と芸術とビジネスであったはずだ。
なんだか、虚しい話だ、と思ったのは私だけだろうか。
◆今ならスポニチcomで画像(共同)見られマス
http://www.sponichi.co.jp/society/...
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【文化】 "裸のアニメ顔少年が、白い液を…" 村上隆氏(日本を代表する美術家)のフィギュア、16億円で落札…米★6
- 究極の宗教 by Humitaka Holii (堀井文隆) | Tracked: 08.5.17 12:15 am
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