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2008/05/22

11:16 pm

『江利子と絶対』本谷有希子 表題作立ち読みして買った。本谷さんの独特の勢いでぐいぐい引き込まれた。「腑抜けども、~」に似た雰囲気。姉妹だからか。引きこもってた妹がバカップルにぶちきれるところが痛ましくも滑稽。自分を見透かされてるようで恥ずかしい。
吐き出すもの吐き出すってなかなかできないよね。あとゼッタイと名付けられた犬。他者を欲しつつも、自分を丸ごと受け入れてくれないと嫌。たとえ犬でも、どうやったって自分の分身にはなりえないし、だからこそ他者。 「暗狩」はホラーで怖かった。ホラーはあまり好きじゃない。でも読んでる間は完全に引き込まれて。1ページ1ページドキドキという感じ。中島らも『子供の一生』を思い出した。それに自己との対話が織り交ぜてある感じ。

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