2008/06/30
図書館戦争
ちょっと前から本屋で気になっていた小説のタイトル。
アニメ化されたものを一気に鑑賞した。
脚色もあるだろうから作者の意図した主題が伝わらなかったのかもしれないことをまずお断りさせていただこう。
なにしろもっと突飛で現実離れした楽しいものかと思いきや、とても大人しい印象で、かえって恐い想像をしてしまった。
スケールがあまりにも身近で明日にも現実に起こりそう。
私的にはパトレイバーかナデシコみたいな作品を期待してがっかりでした。
言論の自由はそれこそインターネットで庶民が気軽に、公へ発言を匿名で投稿できる現在の現実問題だ。これを取り締まる目的で武力や銃刀を駆使する軍隊を発足させることはいともたやすい世の中であることも想像の域ではない。
これを阻止できるのはモラルだけなのに、精神形成期にロマンチックに美化された物語を人格の根底に抱えた人間が大人になったら、物語も現実に起こりうるのではないかという杞憂を消せないまま物語は終わってしまった。
意外と陳腐なラブストーリーでこちらまでカユくなる位。
実際に守るものも、終始大まかな設定で、なんだか焼き鳥の、鳥を焼くのかネギを焼くのかぼやかされたまま目の前でタレ派と塩派が喧嘩しているのを見ている気分だった。






