2008/07/21
国宝法隆寺金堂展@奈良国立博物館
久々の休み。そして7ヶ月振りの展覧会鑑賞!幾度となく様々な展覧会を見逃してきましたが(泣)今回は行けました♪しかも奈良国立博物館♪奈良博は4年ぐらい前の正倉院展以来かも!!
さて、今回のこの法隆寺金堂展。ただ今補修中らしく、その間に国宝の四天王を公開しちゃえ!ってことみたいです(そんな軽い話ではありませんが)
いやしかし、見応えありました。
たった1室で終わってしまう展覧会でしたが、それでも一生に一度見れるかどうかって内容です。
仏像は四天王像と釈迦三尊像の7体のみ。あとは昭和43年に平山郁夫らによって修復されたという壁画と釈迦三尊像の天蓋。そして、聖徳太子の七星剣。
それでもその四天王像の存在感だけで満足させられてしまいます。
法隆寺の四天王像は飛鳥時代のものですが、後の時代のものとは違い非常に動きの少ない造形です。
4体がほぼ同じ格好で立っています。しかし一点を見据えるようなその表情は威圧感さえ感じるオーラを放っていました。威嚇するでもなく静かにたたずむお姿ですが、近寄りがたい高貴さを感じるのでした。
いつもこういった仏像などを見るときに思う事ですが、1400年も前の人間がこの仏像を造ったという事に不思議さを感じるのです。1400年後の私たちが感じるものと同じものを感じていた可能性が高いという事実。
現代には現代のすごさというか、過去には絶対に真似できない技術や知識があるのは間違いないのですが、過去には過去の、現代人が決して真似できない何かを感じるのです。
もしかしたら、当時の職人はさらに昔の造形に美を感じ、自分たちの造形には満足してなかった可能性も否定できないのですが・・・
いろいろ考えていると無限ループにはまりそうです。
仏像に限らず、こういった何百年、単位で昔のものに身を委ねていると不思議な空間に包まれます。時空がネジ曲がったような・・・・今いる自分がいったいどこから来てどこに行くのか。
ただひとつ確実なのは、いつの時代でも人が美しい感じるものが存在するということです。










