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2008/10/02

毛の生えた水銀のようなもの

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あっ、こぼれた。と思った。裏路地をスクーターで走っていると遠く前方、ブロック塀の上から猫がぽたりと。こぼれてすべってすきまへ消えた。ありふれた光景なのだけれどもなぜだかすごく印象的で、そういえば引力はちょっと猫にひいきをしていると思う。あと並んだ0000は虫の卵みたい。関係ないな。

秋らしいことがしたいじゃないですか。…と言って昔父がまだ喋った頃に最近のことばで気になるのは「〜じゃないですか」と相手に同意を求めるあの使い方だ、と言っていたのをふと思い出す。わざと使ってみました。秋らしいこと、ううん…七輪でさんまを焼いたりするのは定番よね。炭に火を灯すのが意外に難儀。だからまあ、小京都の散歩とかでもいいけど?ほら、杉玉がさ、赤茶けてきている白壁の、厚く真深いのれんをくぐって。できたての新酒を、へえ、こんな酒が。ふむふむ。なるほど、この土地の水と気候が…なんて聞き酒で選んだりさ。鞍馬のお山に紅葉でも…なんて朝晩肌寒くなってからバイクで出かけるのもいいよね。電車も一両編成鈍行ならありだけどさあ。あっ、あと何か窯元を訪ねて陶器を買ったり土をこねたり。どう思う?どうもこうもねえな。

ドロヘドロの12巻が発売中です。バイオメガも既に5巻。今巻で何か可愛らしいものが生まれたのには度肝を抜かれた。何だ。二瓶勉。新しい境地か。

…そんなよしなしごと。今日も明日もふつうに違いない。

コメント(2)

2008/10/03

実家近くにいた猫、塀の上から飛び降りたとき「ドスッ!」と鈍い音がしてアスファルトなのに地響きがした…あの猫だけは引力に嫌われていたのだろうか。するりとすきまへ消える水銀に似ているとは唸ったね、さすがです。15歳のときに壊した体温計の水銀を確保した小壜が今も実家にあります。

紙飛行機 どこにでもいるのに何か特別な感じがする。何となく気にかかる。それが猫です。水銀。あの存在も魔性ですね。金属なのに液体。不思議。錬金術とか信じたくなります。その昔は不老不死の薬として飲んだとか。不相応な望みは毒、ということなのかしら。小壜のそれを飲み干すことのないように。

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