2008/10/21
LIBOR続落
10/21のBBA LIBORは1ヶ月ものが3.52750% (前日比 -22bps)、3ヶ月ものが 3.83375% (同 -22.5bps)。いずれも7日間連続の下げ。3ヶ月LIBORはリーマン破綻前の9/12が2.81875%だったが、1ヶ月の間に 4.81875% (10/10)と2%も上昇。今度は一転して7日間で1%ちかく下げるなどまるでジェットコースターだ。こういうのを見ると、金融というのは内心の問題なのだろうか、と思われてくる。
吉崎達彦氏の「溜池通信」にこんなことが書いてあった。
「本来、銀行というものは、人を見てカネを貸す職業である。・・・しかし・・・相手をしっかり見定め、ちゃんとカネを返すか、仕事がうまくいっているかどうかを見張る必要があり、それはかなり面倒な作業である。・・・金融の証券化とは、まさしくグレーを白にデジタル化する作業であった。住宅ローンを1 件ずつ精査するのは割に合わない。そこで100 件まとめて、貸し倒れが5%くらいあるとして、利回りはこれくらい、格付けはこれくらいと商品化し、第三者に売り飛ばしてしま
う。・・・こんな風に、証券化を通じてお手軽な信用拡大を進めてしまった結果、誰もが自分のリスクをコントロールできなくなっていた。なにしろ、自分が貸した相手のことを見ていないのだから(後略)」
漫画の「ナニワ金融道」を読むと「人を見てカネを貸す」ことの重要性が繰り返し語られる。アナログで古臭いようだが、これがすべての商売が基本とすべきことなのだろう。









