2008/11/11
フロー体験、未来のモノ
今日は事務所に来る途中でチクセントミハイ「フロー体験とグッドビジネス」とノーマン「未来のモノのデザイン」を購入。ぱらぱらめくってみる。
「フロー体験〜」は、「楽しみ」「創造性」「生産性」がどのように生まれるかを考えてきた心理学者が、サブタイトルの通り「仕事と生きがい」について書いた本。
「サステナビリティ」が主に環境や社会と企業の関係性の中から持続可能性を見いだしていくのに対して、この本では個人の主観的な満足感であるフローをビジネスの現場に、そして組織作りにどのように生かしていくかを、本文中に引用される実例とともに解説する。
「未来のモノ〜」は、ユーザーインターフェース界の重鎮の新刊。PCとか情報アプライアンスとかをとおりこして、自動車やロボットについての考察。
勝手に尊敬する坂井直樹先生の「身体の延長としての道具」という考え方と同じような内容を、ノーマンは心理学の立場から人間が処理できる環境情報と、それらの情報に対するインタラクションと、その結果をどうフィードバックするかということをまとめる。これまでの本の中でも繰り返しまとめられてきた内容を、新しいメディア(ロボットとかの知能機械をメディアというかは別として)に対して考察している。
どちらも直接仕事の生産性を上げるものではないけれど、特に「フロー体験〜」のほうは、例えばオープンソースをビジネスに活用する(またはオープンソースに貢献する)ことを考える上で、すごく興味深い。オープンソースを広めることになった有名人が「それがぼくには楽しかったから」という本を書いたのは偶然だと思うけれど、フロー体験とすごくつながっていると思う。
そして、社会との関わり方という意味では、金子郁容先生の「ボランティア〜もうひとつの情報社会」を10年以上前に読んだときのことも思い出した。実家におきっぱなしかな。








つちぴ~

