2008/11/12
酒田散策日記①
先週の水曜日、思いがけずお休みになったのでお隣の市、山形県酒田市へ行ってまいりました。
ので、拙い文章ではありますが皆様にならってレポ日記を書いてみようかと…
今回の目的地は
・酒田の豪商「本間家」の旧本邸
・本間家別館「お店」
・廻船問屋「あぶみや」の3軒にしました。
まずは第一の目的地「本間家旧本邸」へ。
門をくぐると、 おぉっ‼とても立派な赤松が屋根まで伸びています。「門かぶりの松」とも呼ばれているそうです。感心しつつ、受付へ向かうと、
「写真撮影はご遠慮下さい」の看板が…ですよね…(泣)
少しがっかりしてしまいましたが、受付のかわいいお姉さん(微アニメ声)が丁寧に案内してくれました。
本間家旧本邸は江戸時代、幕府の巡見使御一行様のためのお宿として三代目が造り、その後本間家の生活の場として使用したお屋敷だそうです。そのため、入って左手側は武家屋敷造り、右手側は商家造りと、とても珍しい建築様式になっています。
お屋敷の中で一番テンションが上がったものが…100年程前に作られた手作りガラスのはめられたガラス戸。厚くて少し歪んで見える景色がたまりません!まるで「大分麦焼酎 二階堂」のCMの様…(笑) このガラスは今まで一度も割れた事がないそうですが、現在では作る技術が失われてしまっているそうで…なんてもったいない~!
武家屋敷の方はお侍さんが刀を振り回せないよう鴨居が低く造られています。欄間は凝っていて、杵の形、細かい格子柄、火ぶせのお守り「橋の欄干」の形の物も。
その中にとても珍しいものがありまして、一見すると「湿気で歪んだのかな?」と思う様な、表面がボコボコした板なんですが、触ってみるとまっ平ら。ボコボコに見えたものは木の年輪で日の加減によって立体に見えるのだそう。不思議…!!
天気が悪いと見えにくかったりするそうなので見られてラッキーでした♪
商家造りの方へ入ると部屋ごとに違う釘隠しが飾られています。
お座敷のは家紋、子供部屋は可愛い桃、今は無くなってしまったそうですが勉強部屋には「脳の形に似ている・勉学のお守り」?として胡桃の形の釘隠しがあったそうです。今は2個しか残っていない「ふくら雀」もかわいかったですよ☆
本間家には収納が無いので毎朝晩、布団を隣の蔵まで運んでいたのだそうです。
「毎回運ぶのか~大変だな~」と思っていると、案内のお姉さんが「毎朝晩と言うと大変そうですが、当時は使用人さんたちが運んでくれてましたからね~」と…。
あ、そうですよね。ご主人自らは運びませんよね…(笑)
お次は本間家のご当主と奥様のお部屋ですが…意外と狭いです。ご主人5畳、奥様3畳といった感じです。本間家の人々は意外に質素な暮らしていた様です。その分、町の税金の何割かを(うろおぼえ…)払っていたそうな…すごいいい人です‼本間様!(笑)
お台所へ行くと人一人は炊けそうな竈が3つも。戦時中、日本軍の部隊が置かれた時は大きすぎて使いづらいので小さいレンガの竈を作り直したそうです。
台所を出て廊下を行くと、お座敷側の扉の前に畳が一畳分敷いてあります。これは御用聞きをする使用人さんたちが、膝をついても痛くない様、冷たくない様敷いてあるのだそう。 何と細やかな気遣い…ここはとても働きやすい職場だったに違いありません。
案内が終了した後、もう一度たまらないガラス戸(笑)をじっくり眺めて本間家を後にしました。
ここまで長々と読んで戴きありがとうございます。(><;)
その②は写真付きで…後ほど。
コメント(4)
2008/11/13
グレ まちるさん、こんばんわ!
最近、古民家や、日本の文化などなど 気になっています。
レポート興味深く読ませて頂きました。 みなさんの日記を拝見すると 意外と残されているのだな・・・と気が付き嬉しいです。いま生活を古い生活様式に戻そうとしても、それは無理なのでしょうが、価値のある文化を大事に守っていくことは絶対に必要なことだと思ったりします。 欄干なんて、普通のお家ではもう見かけないですしねー!続き楽しみです!
2008/11/14
スミツツキ 酒田と聞くと『ギャグ漫画日和』を思い浮かべてしまいますが(苦笑)見所満載のお屋敷のようですね〜 騙し絵のような欄間に釘隠し、近くで視てみたいです。ガラスはどこでも「割れたら替えがない」ようで。こういった建物を維持管理するのも気を使って大変でしょうね。凝った造りを年月が経っても観られることがありがたいです。
2008/11/16
まちる グレさん>こんばんは!私は蟲師のおかげで(笑)古民家などに興味を持ちました。 「意外に残されているのだな…」>私もここにレポ日記を書いてみたくて地元で探していたら丁度良いところがありまして…今まで気がつかなかった地元の良いところも見つけられてよかったな~なんて思いました。今回行った3軒の他にも古い建築物が沢山残されているようなのでまた散策してみたいですね。 「古い生活様式に」>現代の便利さに慣れてしまって古い生活様式はきついとわかっているのですが…なぜか強く惹かれてしまいます… 続き、何とか完成しました(笑)楽しみにして下さってありがとうございます!(><;)アワワ…
まちる スミツツキさん>こんばんは!「ギャグ漫画日和」に酒田が?!しまった!未見でした(笑) お屋敷、楽しかったです~♪欄間はホント、皆さんにお見せしたかった! ガラスはやはりどこも替えが無いのですね…「今の技術で昔の物が作れない」というのも不思議な気もしますが…それだけ熟練した「手業」ということなのでしょうか…







