2008/11/22
隠し岩魚
NHKアーカイブスを見ている。
1985年11月にNHK特集として放送された「未踏の原生林 みちのく・白神山地をゆく」。
その後、世界遺産に指定される世界最大規模のブナの原生林をもつ山地だ。
道のない山地の生態調査も十分に行われていない時期、カメラがそこに入っていった記録だ。登山路もない山の中のことはマタギと呼ばれる人たちの智慧を借りてる。秋田や青森などの山地には、昔ながらのマタギの掟と暮らしぶりを残した人たちがいる。山の生態を知り尽くし、その生態に逆らわず、生きてきた「山の民」だ。
その人たちの智慧の一つが、川に水がなくなった時でも食べ物を確保するために、川の水とつながらない、取り残された伏流水の流れにイワナを放しておくことだった、ということが、一行の探検のなか地図にもない滝が見つかった際に紹介される。水源から水の流れが確認され、地図に書き込まれるというものでない伏流水が突然、滝として現れるらしい。
その滝壺に見つけたイワナ。「隠れ」でない「隠し」イワナの所以である。なぜか、その語感だけで、つい嬉しくなってしまった。マタギの智慧が生きているのだ、と。
番組では、もちろん外のブナの樹林の姿をはじめ、今から見ても貴重な映像が豊富にあったが、余所見をしながら聞こえた、そんな話が心に残った。
chagale
還暦を何年も越えた。年度を境に、働くスタイルを替える事にした。週5日はきつ過ぎた。それでも仕事に興味...
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2012/02/14更新
- 2007/07/20登録










