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2009/01/09

谷風の風邪

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今年はインフルエンザの流行が早いのだという。それも関西から東へ向かって、流行は動いているらしい。通勤電車の中で、右を向いても左を見ても、マスク姿である。そうかといえば、中国で鳥インフルエンザの女性が死亡した、という恐ろし~いニュースも流れている。

そんな中、なぜか1月9日が「風邪の日」なのだそうだ。
いくつかのブログでは「1795(寛政7)年、横綱・谷風梶之介が流感であっけなくこの世を去った。このことから、インフルエンザのことを「谷風」と呼ぶようになった。」とある。

どうやら江戸時代にも、やはり流行り風邪はあったようで、寛政7年にインフルエンザらしきものが流行したという記録があるのだそうだ。ちょうど、その時期、相撲の世界では、第四代の横綱であった谷風が63連勝していて、天下無敵と謳われていた。この谷風が年末に高熱で倒れると、そのまま命を落としてしまった。これ以来、高熱を伴なう風邪を江戸では“谷風”と呼ぶようになった、との解説も聞く。

が、ウィキペディアはもっと穿っている。――正しくは、谷風が「土俵上で儂を倒すことはできない。倒れているのを見たければ儂が風邪にかかった時に来い」と語った時(天明4年頃)に流行っていた流感を「タニカゼ」と呼んだものである。死因となった流感は「御猪狩風」と呼ばれていたが、後に「タニカゼ」と混同されるようになった。

いずれにせよ、タニカゼとハヤリカゼ、というのも、どこか似つかわしい気がしてくるから不思議。
皆様、お気をつけください。

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