2009/01/11
5:37 pm
いったんKWとして書いたけど、なんか内容がどっか否定的になってきてしまってKWとして自分の空間に並べたくないなあ、と思いつつも、興味があるのはすごくあるので日記にアップします。
ちなみにたけくまメモでのネーム原作に関する話も面白いです。
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『BAKUMAN.』
原作:大場つぐみ 漫画:小畑 健
集英社 ジャンプ・コミックス
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本屋を覗くに、鬼のように売れてるみたいですね。
あの『DEATH NOTE』の大場つぐみ+小畑 健による“マンガ家もの”です。
正直好きか嫌いかはまだ何とも言えないのですが、ものすごく興味深いので登録。
まだ1巻しか読んでませんけど、面白いです。
すごく現代的なマンガ道。リアリティもある。(実際のマンガ賞や作品名がばんばん出てくるから、とかいう理由ではなく、思考の仕方、努力の仕方、そこら辺が非常に現代的でリアルという意味合い。)
面白い。
でも、やっぱり。これは確信犯なんだと想像するんですが、全く
心に届かせようという意思が感じられない
のです。
そこを全く目指していない(としか、わたしには思えない)。
サイコーの衝動が描かれようが、
2人の決意が描かれようが、
何しろ、サイコーとシュージンが初めて2人の作品を描き上げて涙を浮かべて握手をしようが、
とにかく感動しない。
心に到達してこない。
心が動かされない。
わたし実は『DEATH NOTE』は嫌いなんですが、
なぜって、今回と同じことを感じていた上に、題材が題材だけに、何の重みもなくストーリーの要請のためにバタバタ人が死んでく様とその描き様が、気持ち悪くて嫌だったのです。
そして今作、あっと驚くド青春ものの“マンガ家もの”で同じ読後感。(変えてくるのか、という好奇心もあった。)
こうなるとね、俄然興味が湧いてきました。
あえて狙ってるよね?このヴァーチャルな感覚。
しかも前作は社会現象化とも言える大ヒットで、今回もとにかく売れてる様子。
つまり、この読後感は支持されているんだよね?
今の小中高生のリアリティなのかな、この気持ち悪い無風が。
それはごく自然なことで、それに対していかなる価値判断も感じられないとこに違和感を感じるわたしが相当ズレているのか?
そもそも何らかの“心の動かし”を志向しない創作ってありなの?
ていうか、もしかしたら心が動かないってわたしだけ?
いや、はなから異常にハイクオリティな“読み捨て作”として作られ、それがその目論見のまま消費され、お金を生んでる、という構造?
などと、結局心は千々に動かされるのであった。(笑)
お話もキャラクターもとてもリアルで納得できて面白い。
その上で、心に“届かない”マンガじゃなくて“届けない”マンガなのではないかという思い(疑念)がこのマンガを注目させます。
面白ければそれでいい?
オールドタイプの戯言でしょうか。こっちはただ消費してるだけの読者だから、あまり大それたことは言えないけれど。それを承知で、作品が圧倒的に評価されていることを含めて、とても興味深いマンガなのです。
共感くださる方はいるかなあ?
コメント(7)
2009/01/11
Mutu ギャフン!これまさに3日位前に、彼氏んちでザックリとですが読みました!今度ちゃんと読んでみます。ちなみに今、(遅ればせながら、になるでしょう…)『僕の小規模な生活』のオモロさにハマってます。
Rume その割には、梶原一騎リスペクトだったり不思議ですよね。何か、上すべり感があるんですよねえ。「らっきいマン」ままなネームが面白かったです。
ニジ Mutuさん、なんか、聞いてると、彼氏さん、わたしと趣味かぶってます・・?(笑)いやいや、まあ、マンガ好きな人なら誰でも知ってるような作品しか紹介してませんもんね。わたし。 Rumeさん、そうなんです。なんかちっとも下の方に落ちてこないんですよね・・。彼らのマンガ。『BAKUMAN.』面白いんだけど。梶原一騎も、なんか、こう、純粋にネタ的なものじゃないかと思わせるというか、本気っぽさがない。落ちてこない。(笑) あのネームはねー。一説では釣りなんじゃないかとも言われているようですね。(まあ、釣ってどうすんだ的なつっこみもありますが。)でも本当にガモウひろしだったらある意味感動的ですよね。あの画力であきらめてきたいっぱいのアイデアを、小畑健を得て今実現し超売れっ子に!みたいなストーリーを妄想させて。
2009/01/12
Rume うーん、この違和感や居心地の悪さは、マンガ家入門マンガをマニュアルにして書かれたマンガ家入門マンガというか。何重ものカッコにくくられているような感じがします。どこまで釣りかわかんないけどヒロインの母は、非常にガモウ的キャラだなと大場ネームを見て思いました。ガモウの話は、そのまんま作中の主人公のおじさんの話につながっている気がします。あと、リンクのたけくまメモ。『BAKUMAN.』の大場ネーム見て、あれ?原作者もネーム書くんだ?と思って不思議に思ったんですが、やっぱり製作システムがちょっと特殊みたいですねえ。多くの傑作があるマンガ家マンガの中では、今のとこ中の出来かなといった感想。
ニジ “何重ものカッコにくくられているような感じ”言い得て妙、です!
NOW! 個人的には「今後に期待!」というベタベタな感想しかまだ出ない状態ですね。だって「マンガ家になるぞ!」って作品は「まんが道」には勝てないっすもん!
ニジ はいー。聖書です。同じテーマのマンガでもあっちの方は作品によってきっと人生変わっただろう人がいっぱいいるんだろうと思いますが、そういう強さが全く無さそうなんですよね、こっちは。今様というところでしょうか・・。 「んま〜い!」











