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2009/06/24

御侍史(おんじし)と御机下(おんきか)

「御待史」(おんじし)または「侍史」(じし)

手紙で、相手を尊敬してあて名に添えて書く語のこと。
もともと「侍史」とは「右筆(ゆうひつ)」のことです。
「右筆」というのは
1 昔、貴人のそばにいて物を書くことを受け持つ人。
2 武家の職名。文書をつかさどる職。

つまり、貴族などの身分の高い人の代わりに「手紙を書く専用秘書」と、お考えになればよろしいかと思います。その事から転じて、手紙の宛名の下に小さく「侍史」と書くのは、たとえ実際には自分で書いていても、「この手紙は侍史を通してお手紙をさし上げます」という事を表わし、そこから、「あなた宛のこの手紙をとても丁寧に書いています。」という意味を表わすものです。相手に対して特に尊敬の念を表したい時に、宛先の後にこの言葉を書きます


「御机下」(おんきか)も同様な書き方ですが、若干意味が異なります。「机下」は「お側」(おそば)という意味で、これをつけることにより、「私はいつもあなたの側にいる、従者のような存在ですよ」という意味が生じ、「御侍史」同様、相手を敬う気持ちを表わす言葉です。「几下」も「机下」も同じ意味です。
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