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2009/07/11

ですから大半の現代人は潜在的失業者であるわけです

「現代ではオートメ技術をフルに活用するなら全労働人口の四分の一程度で
 すべての生産ができてしまうようですね。」

「ですから大半の現代人は潜在的失業者であるわけです。」関 曠野

私これ、実感あります。

ありませんか?

「この事実を見据えないと、「雇用を守れ」とか言ったって、どうしようもないですね。」

「そしてダグラスは、現代においてはオートメーションと市場の飽和、基本的欲求の充足により生産の問題はすでに解決した、現在の問題は分配であると主張します。」

現在の問題は「分配」である、とダグラスさん(1879ー1952)
が言ったのはいったい何年前?


それから人間の幸福感は、何か変わったのでしょうか?


例えば、リゾートで、バカンスで
人が求める最高の贅沢って、何か変わったのでしょうか?

あるいは、日々の暮らしの中での
ささやかな幸せって、何か変わったのでしょうか?

「◎◎◎がないと生きていけない」の◎◎◎は
何か変わったのでしょうか?

あれから、どれだけ文明は進歩して
世界から貧困はなくなったのでしょうか?


私たちは一体何をしているのでしょうか?


「潜在的失業者」という不安定な立ち位置。誰も驚かない。
それでもなお、強制される雇用なるもの。誰も疑問に思わない?

いや、思ってるはず。でも勤労の義務/納税の義務自体を
疑っている人はほとんどいないみたい。


私は、違和感があります。 何で義務が先なの?


「働かざるもの食うべからず」という言い回しもおかしいし。
それを言うなら、競争社会からの勝手な逃避者=ムダ使いの天才集団たちに
「競わざるもの食うべからず」と言ってほしい。

相変わらず国の借金を増やして平気な顔をしている
組織集団はクビにしてほしい。
(本当は死刑にしてほしいけど、クビにして
 パートで再雇用してあげるでもガマンします)


でも、本当に望んでいるのはそういうことじゃないって
気づかされました。


いちばん重要なのは・・・

・政策的には「分配」の方法だということ(「雇用」の問題ではなく)

・気持ち的には「忙しき故に尊からず」ということ

それが日本の常識になっていないから
妙に抵抗勢力が多いけど、実はほとんどのエラそうな人も潜在的失業者
=生産性から言ったら、いなくてもいい人ばっかり ←これが事実。


これ経済的には単純に「費用対効果」の話
=あなたを雇う理由がない/かわりはいくらでもいる
(あなたのギャラは高すぎる/安くて若くて気軽に切れる子はいくらでもいる)


私のかわりなんて、いくらでもいます。
あなたのかわりなんて、いくらでもいます。


雇用は、守られません。労働力は余ってる。
そう人間でも人材でもない、労働力。それはもう要らない社会。
雇用なき経済成長の時代は続いていく。


そして、この不安さ故に子供を生む人は減り続け
知恵と経験豊富な高齢者はできるだけ早く亡くなることを暗に望まれ
働き盛りのはずの中高年も正社員リストラが進み
一方、介護や医療の現場では人手不足が進み
でも全体として人は余り続け、環境も破壊され続けていくのですか?


どうしようもないですか?
みんな役立たずなのですか?


そんなのウソです、きっと。
みんなおかしくなってます。

というより、多分知らないだけ。
ヨーロッパのお年寄りは、きっとすべてを知っています。
過剰な贅沢なんて知らないけれど
豊かな人生の過ごし方は知っている・・・
それを知らないだけのこと。


幸い、すべての潜在的失業者には
「時間」が与えられちゃいますね。
今までよりも、ずっと豊かな時間が・・・


どうしていいか、わからないですか?


だから今、すべての潜在的失業者に
ワークシェアとベーシックインカムとオルタナティブマネーを。
ちょっとお試しで。


コメント(2)

2009/07/11

島崎丈太 おっしゃる通り、世界の生産能力は、多分、需要を満たすだけ存在しているような気がするのですが、「現在の問題は分配である」という点は、今の(正の金利が正当化されている)経済システムが多くの人々の意識の中で主流を占め続ける限り、解決出来ないような気がします。 この正の金利の経済システムを使って世界の資源(リソース)を一手に握りたい資本家(通貨発行者/通貨システム設計者)は、生き残ろうと必死で努力する真面目で小心な勤労者の姿を見てほくそ笑んでいるのではないでしょうか。 

2009/07/12

downshifter* 金利と銀行の全否定革命はないと思いますが、諸悪の根源だという見方が広まれば、信用創造なしの、別のタイプのお金が一定の役割を果たす社会はできそうかなあ。「分配」を先に実現することは、ほとんどの人にメリットがあるとわかる、インフラ整備的な政策パッケージならば、結構可能だと思ってます。食料品非課税化/高齢者医療無料化とかも大きな分配でしょう。ワークシェアとベーシックインカムとオルタナティブマネーという可能性の中で、いちばん重要なのはワークシェアが主流になることですね。官も。それで「時間の豊かさ」を多くの日本人も手にした頃、高福祉でワークシェア先進国のどこかが、ベーシックインカムを導入して、日本という国家全体が一度恥をかけばいいと思います。できることをやってこなかったことに。その後、日本の社会の良さに気づけるのはきっと日本人ですが・・・意外に日本大好きな外国人とのコラボモデルが大流行する気もします。私は何か、世界一わけのわからない平和な日本のイメージが浮かびます♪

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