2009/09/12
街中の深山幽谷(2)
間があきましてすみません。
中央線しょっちゅう止まるもんで……(苦笑)
などと書くと人聞き悪いと叱られますな。
飯田橋駅前の排気ガスと喧噪を抜けて歩くこと少々、
国の特別史跡・特別名勝に指定されている
小石川後楽園へ。
直結通路が欲しい……
しかしそれを抜けてこその有り難みかも。
ビルの谷間に残された緑の静寂。
近くの遊園地の嬌声が時折聞こえてくるくらいで
蝉時雨の園内は別世界です。
タイトルはこちらの園の売り文句。
……う〜ん、やはりそこまでは(苦笑)
池周りなどクルマが通れそうですからねぇ。
どんな深山ですか。
入口で、茂る葉が線香花火の火花っぽいつりしのぶが
迎えてくれました。
蓮池にはまだ花が。頑張るなぁ。
しかし周りよりはぐっと涼しいとはいえ
昼をとっくにまわった園内は夏の暑さ。
カルガモも水分補給しています(笑)
このカモ、ついさっきまで池を泳いでいたんですけどね。
なんでわざわざ高いところへ上がって飲むんですかね。
水は流れているほうが冷たいにしても
安定も良くない石の上でというのがよく解りません。
古い庭園は樹も立派です。
明るい池とは対照的に築山は生い茂る葉で
昼なお暗い原生林……
いや無理です。下がばっちり石畳(笑)
峠を越えるとお堂がありました。
扉がなかなか素敵です。
橋はいくつかありましてどれも中国風。
水戸藩上屋敷の庭園だったところなんですけど
明の遣臣の意見を取入れたのだそうで。
それで全体にきっちり感が強いのでしょうね。
奥の滝は残念ながら涸れていましたが
神田上水を引き入れたという水は
流れのあるところではどこもそこそこ澄んでいます。
池はともかく(苦笑)
三枚目の写真、円月橋の近くにあった岩には
割れ目に沿ってぎっしりと草が。逞しい。
何カ所かある建物の跡はどれも基礎だけですが
往時の形を想わせてくれます。
碑だけ、よりはずっとありがたいですね。
水戸藩らしく小さな梅林もあり。
こちらの曼珠沙華は今にも開きそうでした。
大きな榧の下をくぐって田園をぐるりと廻ると
なんだか何処かで見たような案山子が立っていました。
案山子は他にも沢山あって、お供も居ましたが……
良いんですかねご老公に番させて(笑)
稲を育てているのは区内の小学生だそうです。
庭園内の稲田は珍しいですね。
稲田を眺める位置にある茅葺きの小屋は
ちょっと外が見にくいですけどテーブルは良い感じです。
他にもっと大きな休憩所や小さな四阿もところどころにあります。
池の東側は水面の反射光が揺れていました。
下からの光が眩しい中を池に沿って廻っていきます。
隅にある竹生島は池のヌシ(笑)
内庭の池は睡蓮の葉がびっしりでした。
花の頃は綺麗でしょうねぇ。
向かいのビルの反射に照らされちょっと一息いれまして
何故かある木曽川の横を歩きます。
「西湖」に「大堰川」、「竜田川」に「神田上水」もある
ここは一体どこなのか……(苦笑)
「まもなく閉園」のアナウンスに促され出入り口方向へ。
陽もすっかり傾いております。
西行堂跡を守る狛犬は欠けてしまっていますが
どちらもなかなかの愛くるしさ。
「とっとと帰れ」と見送ってくれました(笑)
この日の夕景はこちら。
見晴らしよかろうと遊園地の観覧車に乗ったのですけど
ちょ〜〜〜っと遅かったですね(苦笑)
ゴンドラを吊るす支柱が邪魔にならないところへ上がるまでに
ほおずきのような陽は沈んでしまいました。
時間の見積もりに失敗……(涙)
何はともあれお疲れさまでした〜
コメント(12)
2009/09/13
蘇芳 ご老公の案山子に爆笑しました。さすが水戸藩。お供の方でもいいから印籠持っててくれないかしら(笑) お堂の扉、無駄に頑丈過ぎる気もしますが、格好いいですねぇ。 小石川というと、よく時代劇に出てくる療養所のあったところですよね。これだけの庭園が街中に残っているとは。つーか、造った昔の人ってやっぱりすごい。なぜ木曽川とかがあるのかはナゾですが(笑) ほおずき夕陽は残念でしたが、これだけでも十分想像できますよ。 そしてシメのギンコさん、さっぱり風呂上がりな感じがイカシます~♪
スミツツキ 蘇芳さん、こんばんは。 案山子、良く出来てますよね(笑)見誤りようがないです。 印籠……は持ってたかしら、ご老公の鬚に気を撮られて良く視ませんでした(苦笑) あ、小石川療養所があったのはここより直線で1kmほど北になる「小石川植物園」のほうです。同じ区内で同地名なためよく間違われるらしく、「大銀杏があるのは小石川植物園です」という案内が入口にありました。 どちらに行こうか迷ったんですけど植物園のほうは視て廻ると一日がかりになりそうなのでこちらに(笑) 名前はつけたいようにつけた感がなきにしもあらずですが、一周すればあちこち出かけた気分になれてお得かも(苦笑) 慰めのお言葉、ありがとうございます。情けが身にしみます(泣笑) 結構汗かきましたので流しませんとね。臭われても困ります故……(苦笑)お気に召して幸いです。
2009/09/14
蘇芳 ありゃ、植物園の方でしたか。というか、植物園もあるんですか。知りませなんだ。いろいろあるんですね、小石川。 沈み行く夕陽も好きなんですけど、沈んだ後の名残の色も結構好きなんですよ。ちょいと紫がかったりしてると、なお好みです。
スミツツキ 蘇芳さん、再びのこんばんは。 有名どころはこのふたつでしょうか。しかしどちらも現在の小石川の町域からは外れているという……ええい、ややこしい(苦笑) 残照も味わい深いですよね〜 しかし今年は西の雲で阻まれることが多くて、夕景がなかなか撮れませんわ。
2009/09/15
グレ こんばんわ! 小さい蟲師殿 ピンク お似合いです!(ちょっと、意外だったw) 庭園めぐりの小旅行 お疲れ様でした。 都会の一角に 昔の名残の景色が残されているというのは、有り難いものですね。静かで、緑に囲まれて、澄んだ水辺があって・・・それが、こじんまりとした庭園だったとしても ・・・のどが渇いたときに、一杯の冷たいお水を飲んだ時みたいに、気持ちがいいですよね。 私も何箇所か気に入ってる公園があるんですけど、だいたい行くときは犬が一緒なので、ギンコさんを連れて行く余裕が無くて~w でもスミツツキさんのレポートを拝見していると 、秋だし 旅行気分で出かけてみたくなりました。そして、お楽しみの お疲れ様コーナー!風呂上りか~・・・、いいですねぇぇぇ
アル猫 神保町界隈に出没しまくること10数年。飯田橋のハローワークにも何度かお世話になり、庭園の入り口だけは何度も見ています。でも中に入ったことはないんです。結構自然満喫♪って感じの場所だったんですね。だ〜っ!なぜ平日に来てくれないの!!会社抜けて会いに行くのに〜!!!←無理難題ふっかけまくり。
スミツツキ グレさん、こんばんは。 ピンク(っぽいの)、アニメでは履いているんですよこれが意外にも(笑) コンクリートの建物に囲まれていると僅かな緑も嬉しいですね。水辺もあれば特に。 しみじみ、同感です。 犬と公園のほうが羨ましいですけど……(笑)差し支えがなければ是非写真を。 来週は連休ですしね♪ もっとも今度の連休は近場で過ごす人が多いみたいですから、むしろ遠くへ出かけたほうが良いのかもしれませんが(苦笑) 小さい「ぇ」が三つもつくほど気に入って頂けて何よりですが、何を想像されたかは訊かないでおきます(笑)
スミツツキ アル猫さん、こんばんは。 別の意味で庭ですね(笑) 花の季節は混んでいると思いますけど、30分で廻れる順路もありますからお昼休みにでも是非一度。 食事する時間がないか……(苦笑)職場付近って休日にはなかなか行きませんものね〜 お仕事、大丈夫なんですか(笑)お忙しそうですが…… 今度行く時にはお知らせします(笑)
2009/09/19
小月 小石川の後楽園、誇大広告気味かもしれませんが(笑)飯田橋あたりでこの空間は貴重でしょうね。
こちらにも、悠然と思索しているようで、多分得物を待つモノが(笑)
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蓮の葉っぱがつやつやで、綺麗で、好きです。これで、包んだおこわも好き(笑)小さい花が可憐ですね。
カルガモかわいい~~~。このポーズがまたキュート♪。フィギアがあったら、買占めです(笑)
水に入ると泳がなきゃって気になるんじゃないでしょうか。休憩中は水から上がって。それがどんな無理な姿勢でも、水には入らないとのすり込みあり、とか(笑)
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古い庭園の魅力の一つは年月を感じさせる古木や古びたお堂でしょうね。
原生林。たとえ下が石畳でも、街中のこういう風景は、控えめになら(笑)”街中の深山幽谷”を名乗ってもいいかもしれないと思いました。
橋が中国風なのが意外でしたが、昔は異国情緒あふれる最先端のデザインのお庭だったかもしれませんね。
円月橋が、すごくいいなあ、と思いましたし、草生す岩もポイントアップにつながりますが、
水が少なめなのが、惜しいです。
基礎だけの遺物を見ると、必ず、”つわものどもが...”という句が浮かんできて、しみじみしますね。
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梅林はわかるとして、田んぼもありますか!どれだけ広いんだ(笑)いざと言うとき用の自給自足でしょうか。
案山子はやっぱりこれでないと?ひげは必須ですね♪
榧の木も自給自足の一環かもですが、立派に育った木が風格です。
テーブルも凝っていて素敵なのですが、こんなところにも手を抜かないのも、
もと上屋敷の格というものなのかしら。
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反射光が木立の暗がりをところどころ照らすのが雰囲気ですけど、
ここで先の日食を見たらどうだったのかしら?と思いました。っていうか、見たい!(笑)
一度にいろんな状態は見られないし、お気軽には遭遇できない現象なので、
こういう時は、どこでもドアが欲しいですね。
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園内にある小さいいろいろに名をつけて”見立て”をするのはわかりますけど
この名前の付け方の一環性のなさは?(笑)水戸藩由来のあちこちなんでしょうか、ね。
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スポットライトに照らされる二代目(笑)他、夕暮れの日差しのいろいろな表情が見てとれる画像群で楽しませていただきましたが、やっぱり、締めは夕景で、やはりこちらが、ほっとしますね。今日は街中なので、少々くすみ気味かもしれませんが、ミルクティーのような濃厚さが感じられる一枚で、
これもいいな♪と。あと、窓ガラスのお掃除、お疲れ様でした(こちらでしたっけ 笑)
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仕事の後の一風呂。浴衣の柄がいなせですが(新作ですよね?)蒲焼に漬物盛り合わせで。
コンロの上はなんだろう?と思いましたが、こちらで霜降り肉を焼く?
そんなハイカラは二代目には似合わない気がしますが、ほっとけ、とか言われそうです(笑)
お疲れ様でした♪
スミツツキ 小月さん、こちらでもこんばんは。 ちょっと云い過ぎかな、と(苦笑)まぁ緑がまとまっているだけでもビル街では充分に貴重ですから。 蜘蛛も鯉も沢山いました(笑) やはり食欲の秋ですか。 カルガモ、食玩でありましたよ確か。 なんだか小月さんの部屋はデコイで溢れていそうです(笑) 水に入ったほうが水面近くて楽そうなんですけどねぇ。カルガモなりの理由はあるのでしょうが。 古い庭園の樹はどれも素敵ですね。 樹々の上に東京ドームの屋根や観覧車が見えている様子は箱庭めいていましたが。ビルにも囲まれてこちらが小さくなったような気がしました。 滝が流れていれば南画的な深山幽谷とは云えそうな感じです。霧が欲しいところですけど(苦笑) 水がたっぷり流れていたらまた印象違うのでしょうね。 稲田は農民の苦労を忘れないよう、作られていたそうです。 ご本人が稲の世話をすることもあったのでしょうか(笑) 「庭」だと思わなければ広さはそこそこですね。面積の大部分を池が占めていますので長いほうのコースでも1時間ほどで廻れるようです。 非常食なら池の魚も役立ちますな。何かあっても籠城可能。 建物に入る時の泥落しなどが竹で編まれた風情ある物なのには、これが御三家の庭園かと思いましたわ(笑)新たに置かれる物にも配慮されてるんですねぇ。 日食ですか〜 それは考えませんでしたが、反射光が全部三日月になってたら楽しいでしょうね♪ 名前は謎です(苦笑) 夕景は返すがえすも……お気遣いありがとうございます(涙) ものは云いよう、ですね。 精進します。 浴衣は毎年縫っております。今年はあまり出番ありませんでしたが。まだ布がある……(焦) 肴は……うわ、そう見えますね! 「鮭の酒浸し」と牛しゃぶらしきものです。 長時間でしたのでちょっと贅沢(笑)
2009/09/23
小月 肴、全然ちがうがな~、と自分に突っ込みました(笑)魚と肉はあってたとはいえ(笑)「鮭の酒浸し」は知りませんでしたが、随分レアなものまで食玩でと、久々、感心しました。
スミツツキ 小月さん、こちらでも再びのこんばんは。 いえ、この画像でこんなマニアックなものが判るほうがどうかしてますよ(苦笑) 「鮭の酒びたし(表記間違い:すみません)」はどれだけ酒好きなんだと呆れさせられましたが、『酒蔵紀行』シリーズのつまみです(笑)酒は新潟のもので〆張鶴「純」。好きな方にはたまらないのでしょうね〜









