2005/01/22
安定は情熱を殺し、不安は情熱を掻き立てる。
ある友人と恋愛について考える。
気になる異性が現れる。会うたび話をするたびごとに魅かれる。どう思われているのかが気になる。思い切って想いを告げる。幸運にも相手も同じ想いを抱いてくれていて付き合う。付き合っている状態に安心して、それ以前のように気に入られたい好きと思われたいという感情からの言動がお互いになくなる。悪い意味で気を遣わなくなる。狎れる。厭きる。そしてはなればなれに。というよくあるパターン。
安心したいから付き合うというかたちを求め、その求めた安定により情熱を失うのでは。それ以前に、付き合うという契約はその言葉を交わした瞬間にのみ有効で、その後気持ちが変わらないことを保証するものには成り得ないはずなのに。というのも、人の気持ちに絶対なんてことは今この瞬間を除けば過去にも未来にも有り得なくて、記憶なんて曖昧なものだし、永遠の愛を誓ったふたりでも離別することはあります。
だから「付き合う」という状態を安定と捉えきってしまわずに、いつ厭きられるかわからないくらいの不安な気持ちを持ち合わせることで、愛しの王子(若しくは仔猫ちゃん)に絶えず情熱を注ぎ続けられればいいね。ということに。







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