関心空間はブックのクチコミも満載!

新着

... もっとみる
ログイン | ユーザー登録(無料)

キタモリコウ

北森鴻

  • 北森鴻の画像

推理小説作家。アームチェア・ディテクティヴ系短編を得意とする。

彼の作風は螺旋のようである。遠回りしながら徐々に真実に近づくような印象があるのだ。
短編では、この作風は実に小氣味よい。一回転の螺旋は序盤の緩やかなカーブから終盤で大きく変化し、どんでん返しの結論に辿り着く。
然し残念ながら、長編ではこの書き方が災いし、冗長で単調な印象を受けてしまいがちである。
スピード感のある長編を得意とし、短編では飛ばし過ぎの感がある森博嗣と好対照(いや、比較に意味はないんですが、どちらも好きな作家なもので)。

民俗学を題材に取ったシリーズ「蓮丈那智フィールド・ファイル」(一巻「凶笑面」二巻「蝕身仏」)、居酒屋のバーテンが客の話から推理を展開する「花の下にて春死なむ」、料理の話から唐突に真実を導く「メイン・ディッシュ」あたりをお奨めする。
長編では、骨董品専門商「冬狐堂」が贋作を巡る陰謀に巻き込まれるシリーズ「狐罠」「狐闇」が比較的読み易い。

調理技師免許をお持ちだそうで、成る程料理描写が見事なのはそうしたわけか。

北森鴻

このページに
携帯でアクセス

2次元バーコード対応の携帯で読み取ってください

芹沢文書画像 投稿者:
芹沢文書

コメント (0)

まだコメントされていません。

つながりキーワード (6)

1月25日午前3時7分、心不全のため山口市内の病院で死去、48歳。 病みついていたわけでもないのに、突然の訃報。 活字中毒ではあるけれど、買ってまで置いておきたい本はそう多くはない。 そ...

推理小説・怪奇小説・妖怪文献のブックガイドうんちく本   目次にあるように各項目分けし、かつ個々の項目もたとえば 眼なら「眼球・網膜・視力・色盲・瞼・光る眼・盲・義眼・泥...

人名・団体名北森鴻

  • (halcion)

現在網羅中です。 骨董とか、民俗学の話が面白い。 北森鴻の作品は、1シリーズ完結ではなく、他シリーズと話が交錯していたりして、芋づる式に読んでしまいます。

森博嗣&浅田寅ヲのコンビ作第2段。 小説ではこの作品が「すべてが~」よりも早く登場していたが、漫画で読むと(原作読んでない)こちらは人物像の描写が深く描かれている。 勿論...

推理漫画である。 しかも原作は某大学工学部助教授の森博嗣氏。 …難しい。内容が難しくて2,3回は読んだ。 素晴らしく張り巡らされた罠…。 まぁ、殺人事件なんだけど、凄く凝...

『メイン・ディッシュ』北森鴻 集英社 文庫化を機に再読。やっぱりいいなあ。北森鴻作品のなかでもBEST3に入ります。劇団舞台と料理が味付けというのがたまらないです。 ...

携帯でこのページにアクセス

北森鴻

2次元バーコード対応の
携帯で上の画像を読み
取るとアクセスできます

トラックバック (0)

まだトラックバックされていません。

トラックバックURL
http://www.kanshin.com/tb/keyword-100333

キャンペーン


ロケットニュース24

未来検索 ガジェット通信
ページの先頭へ ページの先頭へ