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頭 脳 直 結 !キーボード(配列)
日本文化の源である仮名漢字混じり文。
これを文章としてパソコンで表現する場合、思ったとおり、考えたとおり、簡単に作成したいものである。(写真:キーボードの理想形に近いトロンキーボード)
思考と表現が一致することは人間にとってきわめて重要な要素だと思う。すなわち頭脳にひらめいた情報をアウトプットし、手(指)を使って書く。パソコンの世界では、頭脳にある情報(思考)を指に命令しキーボードで入力することになる。
つまり、文書作成は、頭脳と指の関係がとても重要になってくる。
人が自分の思考や考えを書き留める(表現する)ということは、自分の頭で考えたひと固まりのイメージ(文節・単語のかたまり)を、「ひらがな」と「漢字」を使いつつ「かな漢字混じり文」に構成していく。頭脳と指の間に介在するものは手段としての紙か鉛筆ぐらいだ。
頭(ひらがな思考)→指→鉛筆(出力)→文書
これを入力作業に置き換えるとどうなるだろうか。
考えることまでは同じだが、それを指を使ってキーボード入力して表現する。つまり手段が変わるだけであとは同じだ。これも頭脳直結でなければならない。
頭(ひらがな思考)→キーボード(かな)入力→文書
たとえば、「今日は、充実した日だった」を表現するとき、頭の中では、「今日」「充実」「いい日だった」などの「文節・単語」がそれぞれの「固まり」となって思考され、それを頭の中で文章として構成しキーボードを使って入力する訳だ。
ところが、ローマ字で入力するとなると、「漢字かな混じり」情報を一旦「アルファベット」に「置き換え」あるいは「分解」しなければならない。単語・文節をローマ字で組み立てるということは、頭脳と入力が「直結」していないことを意味する(かってローマ字入力だった私がそう思う、しかしこれは、経験しなきゃ分からないことでもある)。
自分の思考を一直線に入力したい。
でも、シ「KYOUHA、JYUUJITUSITAHIDA…シ」なんてタッチすると、じつにまどろっこしい(シはシフトの略)。日頃、私たちはアファベットで思考している訳ではないし、書いてもいない。なのになぜ「入力」の時だけ「ローマ字」なのか、実に不思議な現象である。
頭(ひらがな思考→アルファベットに置換) → キーボード(ローマ字)入力 → 文書
※例えば、新聞記事がすべてアルファベット綴りとなっていたら、果たして読むことができるだろうか?
同じようにJISかなでは、
シ「きシょうはシ、し濁シゅうし濁つしたひた濁シったシ」となる。
とても考えをまとめる行為とは思えない。頭脳と手(指)が直結していない。思考と入力の間に余分な「操作」が介在することになる。
頭(ひらがな思考) → キーボード(余分な操作あり)入力 → 文書
※シフト操作は逐次打鍵となるため、2打鍵と表現した。シフト+0=を、となる。
まったく頭脳は手の間に介在するものがなければ、まさに「思考と入力は直結」する。それが親指シフト(ニコラ配列)の場合だ。
「きょうは、じゅうじつしたひだった」と入力できる。
頭(ひらがな思考) → キーボード(かな)入力 → 文書 ニコラの利点
※親指シフトも名前のとおりシフトキーを使うではないか、という疑問が湧きそうだが、シフトキーと同時打鍵のため、同一動作、ワンアクションと考えられる。
話は変わるが、携帯電話入力で使われている「先読み変換」が問題となっている。
文節やそのつながり、文章の語尾、微妙なニュアンスなどをソフトに任せるため自分で考えなくなっているという。
つまり、知的作業であるはずの文章作成時、頭脳(前頭葉)が活動していないというのである。このことは、ワープロ入力時、「推測変換」や「予測変換」を動作させている際も生じているのではないかと思われる。
前頭葉の活動が停止しているということは、その人をとおして生まれる文章、つまり日本語から生まれる文章の危機にとどまらず、日本人の頭脳、思考能力、表現力の危機とも言うべきか。せめて、自分の頭で考えた文章は、日本語の塊としてキーボードにそのまま入力したい。それが、日本人の表現力、ひいては頭脳そのものの発達に寄与するものと確信する。
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ウェブリオ解説 親指シフトとは 脳と機械を直結させるインターフェイス ニコラかなキー 照応ユーティリティ 親指シフトをブラウザで試し打ち!
- 2009/10/24更新
- 2006/09/10登録
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