タイヨウ
『太陽』
アレクサンドル・ソクーロフ 監督
第二次世界大戦末期の昭和天皇を
イッセー尾形が演じています。
「昭和天皇」という人物
この映画を観て、ひとりの人としての昭和天皇に
非常に興味をもちました。
戦前戦中の天皇がどのように捉えられていたのか
授業で習ったことしかない私にとっては
この映画に描かれる「天皇」がとても不思議な存在
に改めて思え、また、印象に残る重要な存在に思えます。
「人」であるということはどういうことなのか。
庶民はその声を聞くこともありませんでした。
それが許されなかったともいえるでしょう。
天照大神の天孫であり、人間とは違う
そういう存在だったのです。
この映画の中で、天皇は
自分のことを神であるという侍従に
「私の体は君と同じだ」と述べています。
イッセー尾形の演じる昭和天皇は
私が今まで考えたことのなかった存在であり、
知らない歴史であり、ひとりの人間でした。
途中で眠くなってしまったにもかかわらず
とても面白い映画でした。
観終わってから
何かがくすぶっているような感覚が残りました。
興味深い映画だと思います。
- 2006/09/18登録
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