コキュウシキスピーカー
”呼吸する球”で音を出す? 「呼吸球式スピーカー」
球形スピーカーが、まるで“呼吸する”かのように膨張/収縮し音を出す「呼吸球式スピーカー」を9月14日に日本ビクターが試作品公開。 2007年前半の商品化を目指す予定。
この新方式のスピーカーは直径は10cmほどで、球面を同じ形状で分割するため、5角形の正12面体構造を採用。
この球形?スピーカーは、すべての方向に対し同じ周波数特性を持ち、スピーカーの存在が感じられないほど、音源や音場の情報を忠実に再現できるらしい。
聞く位置を変えても同じような臨場感を楽しめるらしい。
呼吸するというより、心臓が鼓動する感じで音を出すをイメージしました。
楽器の場合、低音が出る楽器は大きな形状なだけに、直径10cmでどれくらいの低音を出してくれるかが楽しみ。
★「呼吸球式スピーカー」は、球体の表面が膨張と収縮を行うことで音波を放射する球形音源のことで、原理的に楽器と同じように点の音源から音を発生放射するため、自然に聞こえる“理想音源”に近いもの、その研究の歴史は半世紀以上前から。
“理想的な音源の代名詞”として
技術的にも、全ての方向に同じ音波面を伝播するので自身の音場の誤差・音の回折が少なく乱れがない。 なんとなく理屈は分かるような?分からんような?
◆過去“無指向性”を謳う球形スピーカーはあったが、構造的には多面体のキャビネットに一般的なスピーカーユニットを多数取り付け球状にした形のもの。
ビクターも1967年の多面体スピーカー「GB-1」以来、いくつもの球形スピーカーを開発したが、従来のものではスピーカーの形状やキャビネット特性に音が影響され、原音とは微妙?に違う“スピーカー固有の音”になるらしい。
キャビネット素材にこだわったスピーカが多い中その逆をいく。
★新開発の呼吸球が、それまでの球体スピーカーと根本的に異なるのは、「キャビネットが存在しない」。支柱部分を除き、直径10センチ程度の正12面体がすべて振動板。駆動時にはスピーカー表面全てが音の放射面となり、聞く位置に関係なく同じような臨場感となる。
「基本的には、磁気回路とボイスコイルを使用した従来の構造。しかし、フレームやキャビネットがないため、振動板だけのクリアな音(原音に近い)になる」
独自のオブリコーン技術(振動板を非対称にして共振を分散させる技術)も採用。
内部は通常のスピーカーと異なり空洞でなく、“ぎっしり”メカ構造が詰まっている。
振動板は、繊維質を混ぜたポリプロピレン製で、5角形の振動板がゴム状の“弾性体”で連結。「各面のエッジに柔らかい弾性体を使用し、球が膨らんだり、縮んだりを効果的に行う」。内部にも振動板を支えるフレームは存在せず、このため周波数特性は従来の球状キャビネットより、さらにフラットとなるそうだ。
これだけの技術、お値段もかなりになる予感・・・。しかし是非聞いてみたい。
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