クラムボン
―クラムボン(Clammbon)は、原田郁子(vo&key)、ミト(b)、伊藤大助(ds)の3人による日本のバンド。1996年結成。1999年にワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビュー ―
秋になると、聴きたくなる。
クラムボンは、季節で言うと「秋」のイメージ。
太陽の眩しい夏が過ぎ、刻々と深まって、いつしか冬への扉を前にする。その間の、街や自然がぐっと落ち着く段階。
季節を問わず聴く方のほうが多いのだろうけど、私は特にそう思います。
知るきっかけとなった曲「サラウンド」では、開放感・高揚感・疾走感の三拍子にぐっと惹きこまれました(ちなみに、携帯電話のCMタイアップからではなくCDリリースの頃にFMラジオから、です^^;)
それからまずは、のベスト盤で、さわり程度としてその世界観に足を踏み入れてみたら・・・ 今まで、当然のような高評価にタイミングを見失い、長いこと敬遠していたアーティストなのに、「この音楽、好きかも」と、あっけなく壁を取り払われてしまいました。
ボーカル・原田郁子さんの、一癖あるんだけど自然体な声質。近しい関係に話しかけるような歌詞や歌い方。叙情的なメロディーライン。
聴いているといつのまにか体を揺らし、非現実的な空間を彷徨っている自分に気が付きます(・・・って、変な意味合いではなく)。
曲全体に漂う、ゆらゆら・ふわふわとした、懐かしくて不思議な感覚・・・。
それはまるで、上がり下がりするシーソーのような?
行ったり来たりのブランコのような?
寄せては返す、波のような・・・?
テレビであまりお目にかかれないので、LIVEの動画を拝見したのですが・・・ステージ上の立ち位置も、これまた新鮮でした。お三方とも、一生懸命に楽器に向かっている姿が印象的。でもピアノの弾き方が軽やかで楽しそう。
クラムボン。アーティストを知る以前の私だったら、宮澤賢治の「やまなし」の一節を思い浮かべるのですが、あの文中で描かれる、川の中の美しい情景や小さな生物のひそやかなやりとりなどのコアな部分は、この音楽と通ずるところ、と勝手ながら思っています。
- 2008/09/27更新
- 2008/09/27登録
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