人道的介入 -正義の武力行使はあるか-
2001年9月11日のアメリカでの同時多発テロ後、アフガニスタンへの空爆は始まりました。その後の報道で伝えられて来るのは、大義に基づいて『正義』を声高に叫ぶアメリカの姿とその強大な武力がみせる『成果』が主なものでした。しかし、その中で誤爆により理由も分からず死んで行く人々の様子を伝えるものも少なからずありました。それらのニュースを聞くたびに心が痛む思いをしました。
正義の武力はあるのか。そのための犠牲なら許されるのか。人道とは。この本はそういった事を「人道的介入」という観点から、その定義に始まり諸々の問題点等を分かり易く書いてあります。これらは難しい問題です。ですから、これといった結論がしっかりと記されているわけではありません。しかし、これらの問題を考える上で一つの道を示してくれる一冊であることは間違いありません。
コメント (5)
2002/05/13
kazooya この本が面白いと思ったのは、専門書でないいわゆる一般向け書籍において、国際法との関連で「人道的介入」を論じている点ですね。
箱男 面白そうですね。今度手に取ってみます。例の事件以降、嫌米というか侮米というか、そんな気分で一杯です。
kazooya Chomskyの本にも出てくるのですが、9/11の件(と米国がこれまでに起こしてきた事件)に関しては、国際法と国連という視点で見てみるのも1つの方法だと思います。ちなみに、僕自身は嫌米でもあり好米でもありますが、侮米ではないです。
2002/05/14
B.J チョムスキーのインタビュー集があるんですね。今度読んでみようと思います。
2002/05/29
ぴめこ ぴめこはこの著者の人に、大学時代教わっていました。紳士的だけれど芯の強い、立派な方です。
読まなければ。
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