まめほん・かごめどり
豆本・籠込鳥
ネットで知り合った赤井都女史が制作した豆本。女史とはもともと「物書き」の集まるネットコミュニティ(SNSではない)で知り合ったのだが、文章を書くだけに飽きたらず豆本制作にまで手を伸ばし、何とこの度“The 2006 Miniature Book Society Competition Distinguished Award”(簡単に言えば「国際豆本コンテスト」)に入賞した。それがこの「籠込鳥」という豆本。手のひらに乗る籠(かご)の中に、更に小さな豆本が入っていて、ページを右から開けば日本語が、左から開けば英訳された物語が読めるようになっている。器用貧乏による木版画も挿絵のように収録されている。お値段はハンドメイドの稀少品につき一般書籍と比較するとお高いが、手に取ればその価値は納得できるだろう。ちゃんと中の物語と、籠を含む「装丁」がリンクしているのも洒落ている。
ちなみにこの国際豆本コンテストはアメリカのミニチュアブック協会(Miniature Book Society)主催で、毎年全世界からエントリーのあった豆本の中から3点のみが優秀作品として入賞できるのだが、22年間の歴史の中で日本人による豆本が受賞したのは今回が初めてだとか。これ、結構すごいことだと思うんだけど、あんまり派手に取り上げられていないようなので、ささやかながらここで取り上げてみた。
※詳しくはご本人が書かれた解説ページで。
※他の豆本なんかも購入できる販売サイト「言壺」
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