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ハチミツとクローバー (はちみつとくろーばー)

10巻も出て終わってしまいました。

9巻当たりはあちこちの店で品切れで、入手に苦労しました。
巻を追うごとに人気が鰻登りになっていった連載。

私はマンガの絵柄にあまり限定がある方でないので、
広いジャンルでマンガを読めるタイプだったのだけど、
寄る年波でついていけないのと、情報不足等の理由で
すっかりマンガから足が遠のいております。
コレを連載されていた雑誌もなくなってしまった事も
要因の一つなんでしょうねえ・・・ため息
ハチクロはファンシーで可愛いのにクセのある絵柄で、
私的な好みかな?すごい絵柄だなと印象を持ちました。
人物が座ってるときのデッサンがかなり気になるのが難点。

ストーリーは大好きでした。
独特の癖の強いギャグや表現方法も新鮮で大好き。
芸大に行きたくてもいけなかった私には、芸大ライフの描写も
面白く羨ましく、若い頃の憧憬も相まって胸きゅんでした。
制作することの悩みや、青春な恋や生き方の悩みを
やさしい視線で描かれていて、ソレが胸に来る。
大事を成してもなせなくても、挫折をしてもしなくても
制作やそれに関わる人生の悩みの深さは同じ。
作者がどの人物にも慈愛深い描写をしていることが、
不思議なくらい私自身を癒してくれたりした作品だった。
変人で曲者名登場人物達なのに、全員まっすぐで素直な
もののとらえ方をしていて妙に情に厚いのが魅力。

ラストの方は本当に切なく辛く、過酷でもあったけど
生きる勇気のようなものや力を与えてくれる温かさがあった。
人生を生きるってこんな事だなと私は感じた。
ラストシーンでやっとこの不思議な題名の意味が解明された。

birochana画像 投稿者:
birochana
  • 2006/10/29登録
  • 1177クリック

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