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官僚たちの夏 (カンリョウタチノナツ)

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城山三郎著、通産省(現在は経産省)の官僚たちの熱い仕事と人事における闘い。

リアルに時代を感じます。この話は1960年代初めに焦点が置かれているのですが、現在の官僚機構は当時からどれだけ変化したのでしょうか。私には想像することしかできませんが、大規模な省庁再編などを経て、大きく変わった部分もあり、全く変わらない部分もありなのだろうと推測します。

私には現在の経産省は大きな力を持っているように感じるのですが、この作品において通産省は権限予算ともに小規模なものとなっており、少し意外でした。

私からはどうしても女性の視点になってしまうため、いかにも「日本男児の本懐」を語りだしそうな主人公・風越になじむことはあまりできませんが、こういう人はいい意味でも悪い意味でも少ないのではないのかな、と思いました。


<文庫裏表紙より>
「国家の経済政策は政財界の思惑や利害に左右されてはならない」という固い信念で通産行政を強引、着実に押し進め、次官への最短コースを疾走する''ミスター・通産省''風越信吾。高度成長政策が開始された60年代初めの時期に視点をすえ、通産省という巨大複雑な官僚機構の内側における、政策をめぐる政府・財界との闘いと、人事をめぐる官僚間の熱い闘いをダイナミックに捉える。

官僚たちの夏

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投稿者:
スノーク
  • 2006/10/17登録
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コメント (2)

2006/10/18

島崎丈太 最近、通産省(経済産業省)主導の日の丸プロジェクトが転けてばっかりのような印象があり、存在意義が疑わしくなってきたように感じています。 白洲次郎が創建した通産省、初志を忘れないで欲しいです。

2006/10/29

スノーク そうですね。景気も良くなってきているので、このままでは存在感が薄れ続けてしまいそうです。「占領下を背負った男」読みましたが、白洲次郎が通産省にかけていた情熱が今の経産省にどこまで受け継がれているのかは疑問ですね。

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トラックバック (1)

【官僚たちの夏】

  • Watch IT! | Tracked: 09.9.23 7:55 pm

『おっさん達の戦い』 今の若い人たちはみないようなドラマ。 高度経済成長期の官僚たちの熱い戦いを描写してます。 途中で二部作みたいになってたけどあれは 構成上の問題なのかな...

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