きょじんぐんろん
巨人軍論
アンチジャイアンツなんである。オヤジの影響でアンチジャイアンツなのである。オヤジはテレビで野球の試合を見ているときにジャイアンツが勝っているとチャンネルをすぐに変えていたんである。
巨人軍は紳士たれ!とか、巨人軍は永遠に不滅です!なんて、おうんこ召し上がれなわけで、とにかくジャイアンツが嫌いだった。
よく「アンチ」はファンの証しなのだ、という話を聴く。確かにそうなのかな?とも思う。小さい頃の野球選手で覚えているのは、ファンだったドラゴンズの選手と、にっくきジャイアンツの選手ばかり。もちろん、他のチームの選手も覚えているのだけど、堀内投手や高橋一三投手はいやぁ~な選手だったことが強烈な印象として残っている。
最近、ジャイアンツが弱い。いや、それはそれで気持ちがいいんだけど、どうもそれだとプロ野球の盛り上がりがないように感じる。やはり敵は強くなければダメなのだ。だから、頑張れジャイアンツ!(ひねた応援ですが(笑))
本書は楽天ゴールデンイーグルス監督の野村克也さんが、かつて V9 という偉業を達成したジャイアンツを見直しつつも、いわゆる組織論に迫ったもの。伝統の「巨人軍」は、なぜ強かったのか?現在のジャイアンツはなぜ勝てないのか?みんなが少しだけ感じていることを、はっきり指摘してくれている。
「ジャイアンツ愛」ではない、この本は「野球愛」という観点から書かれているように思う。
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