シンカイセイブツファイル
「深海生物ファイル-あなたの知らない暗黒世界の住人たち」
いまだ知られざる深海にすむ生物達にスポットライトをあてた本。前半は写真が豊富で、後半予算の都合か挿絵になる。
太陽の光は海面の僅か1パーセント、200メートルの深さまでしか届かない。その下には生物にとって非常にシビアな環境が広がっている。光、水圧、エサの確保のために深海にすむ生物達の多くは環境に適応した、独特の形を持つ。
光や色でのカモフラージュ、自分と同じかそれ以上の大きさの獲物を捕らえる巨大な口、望遠鏡のように筒状に突き出した目玉、僅かに水より軽い比重を持つ、塩化ナトリウムの液体の詰まった腕を持つ深海にすむイカたち(だから、ダイオウイカは食べても水っぽくしょっぱくて不味いらしい)、毛に覆われた殻の表面で、バクテリアを増やす貝、黄鉄鉱を主とした鉄と硫黄の化合物の鱗で覆われた足をキャタピラのように動かし進む貝。
深海の広大さから考えると、まだ広大な未知の部分が残されているのに違いない。宇宙より、深海探索の方が面白いのではと思う、今日この頃である。
「「深海生物ファイル-あなたの知らない暗黒世界の住人たち」」を検索
このキーワードを共有する
-
メイン
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (22)
NHKスペシャルは日ごろチェックしてるつもりだったんですがこれ、知りませんでした。 深海好きなわたしが見逃してしまいました。 DVDでてるので欲しい。 是非とも欲しい。
ありえない?生物進化論
- (ABYSS)
フリージャーナリストの北村雄一氏による生物進化の本。 系統学や分岐分類学などの基礎をやさしく解説していて、勉強になります。 それだけでなく、科学的な仮説と証拠のありかたに...
FAMOSO(ファモーソ)
- (umiumi)
とにかく悪ふざけが過ぎる、大人のためのくだらなさ満載雑誌。 フィクションスクープマガジン、つまり嘘八百で埋められた紙面らしい。 ビートたけしと所ジョージという、ちょっと...
潜水調査船が観た深海生物
- (大家)
本日、書店にて発見。 ひとりで静かにテンション上がりまくりでした(笑)。 副題は、 深海生物研究の現在 となっています。 この本、何と 日本では(国産とい...
新江ノ島水族館 深海生物展
- (mtm)
駅のポスターを見て知った、えのすいの企画展。遊びに行った先で見せてもらった深海生物のDVD(プロジェクター投影で壁一面が海の底)がとても楽しかったので、以来なんとなく深海...
深海魚
- (Atmosphere)
水深200メートルより下に棲む魚たち。海底にいるのは勿論さかなばかりではありません。以下面白いサイト。 グロテスクあり、シュールあり、ユーモアあり。
深海生物の謎
- (ABYSS)
主に相模湾から日本海溝へ続く深海に住む生物を紹介する書籍。 ページの半分以上がカラー写真という贅沢な構成になっていて、深海生物の生きたままの姿を見ることができます。 反...
化学合成生態系水槽
- (カオナシ)
新江ノ島水族館ならび海洋研究開発機構(JAMSTEC)において研究・開発され 新江ノ島水族館の深海コーナーにて展示されている、 深海で発見された(光合成生態系とは異なる)...
魚重食堂
- (カオナシ)
静岡県沼津市戸田303-5にある 深海魚料理を専門としている食堂屋さん。 深海天丼、深海魚刺身定食、うえしげ定食などの 深海魚をメインとしたメニューで営業してます。 ちな...
辞書の図書館
- (いにしえ)
辞書系が興味津々なので買いました。一部不足がありますが、あるんですね掲載:9811冊も!こんなにあるとは思いませんで、見てるだけでも面白く興味津々、総てを買って見てみたい...
魚類の性転換 (動物 その適応戦略と社会)
- (カオナシ)
なぜ、ある種の魚は雌雄同体ではなく性転換を行うのかを 主に魚の社会構造との関連から解説した本。 ------------------------------------...
Cryptopsaras couesii
- (カオナシ)
ミツクリエナガチョウチンアンコウ(Cryptopsaras couesiiは学名)。 小型の寄生雄が雌に寄生して癒合・退化するという 生態をもつチョウチンアンコウ亜目の ...
リュウグウノツカイ
- (MidukiPaPa)
最近、福岡の海岸に打ち上げられているらしい深海魚。 ちょっと検索すれば「人魚の正体」とか、「漂着は天変地異の前兆」と記載しているページに出会えます。 2002年に福島に打ち上げられた...
MIU 深海生物
- (kaz6332ca)
MIUの500mlサイズボトルのおまけに付いていた深海生物のフィギュア。海洋堂プロデュースだけあってすばらしい造形。コンプリートするまでしばらくMIUばかり飲んでいました...
深海生物
- (のっさん。)
太陽の光も届かない闇の世界でひっそりと、それでいてたくましく生きる深海の生物たちに異様にソソられます。決して良い環境とはいえない深海で、様々な進化を遂げた姿には驚かされる...
ダイオウイカ
- (陸離)
大きな生き物の中でも ひときわミステリアスなその生態。 深海で大ダコと闘うイラストを見た日から忘れられないその面影。 天敵はマッコウクジラ。格闘を想像するだけで酸素薄い。 (水木しげるの大海...
ダイオウイカ
- (東京ロビン)
深海にすむ謎の多い巨大イカ。 体長4~5メートル、体重数百キログラムに達する。いやそれどころか20メートルとかそれ以上とか。日本近海にもいるらしい。 イカはすごい。深海はすごい。そんなにデカ...
くらげ(海月・水母)
- (ueue)
この前、NHKのこうもりだこ特集で深海魚などの特集をしていました。 こうもりだこも素敵だったけれど中でもコイツはヤバイ! 父と二人で画面に釘付けでした。 くらげって光るの...
地球カタログ 深海生物
- (カオナシ)
深海魚を中心に、 熱水噴射孔の不思議な生態系や、 日本海溝の映像を収録した 深海ビジュアル作品。 水深2,422mの熱水噴出域で採集された ロドリゲスユノハナガニ(Aus...
深海のパイロット (光文社新書)
- (カオナシ)
藤崎 慎吾(作家、サイエンスライター)、 田代 省三(海洋科学技術センター研究業務部計画調整課課長。元深海潜水調査船パイロット)、 藤岡 換太郎(株式会社グローバルオーシ...




新江ノ島水族館 深海...
ありえない?生物進化...
辞書の図書館


