Konstantin Grcic バー・スツール
Konstantin Grcic(コンスタンチン・グルチッチ)
ミュンヘン生まれ(1951~)。
家具職人としての教育を英国で受け、
ロンドンの王立美術カレッジでデザインを学び
ジャスパー・モリソンの助手を1年ほど務め、
26歳で独立。
フロス、カッペリーニ、ドリアデ、オーセンティクスといった
大手の企業とデザイン活動を行っています。
と聞いても、インテリアに詳しくない人にはピンと来ないかもしれませんが
写真のアイテムはかなり有名なのでご存知ではないでしょうか?
写真左はCHAIR ONEはイタリアのMAGIS が生産を手がける
圧縮アルミニウムのチェア、「CHAIR ONE」 。
蜂の巣状の格子が皿型座部となっていて、
ひとつの型から取られた連続する幾何学模様が目を引きますが、
これ、オールアルミ製のためとても軽量でスタッキングも可能。
強度的に不要な部分をすべてそぎ落としたというかなり機能的なデザイン。
剛性があるため座ったときも安定感があり、
見た目とのギャップに驚きました。
左はメガホンのような形状をしたランプはFLOS社 の「MAYDAY」 。
異様に長いコードとプラスチックの大フックが付いている、
建築現場にでもありそうなしろもの。
こちらも軽量で、手に持って持ち歩いても、床に置いても、
フックに掛けてウオール・ランプにしても、天井に吊るして
ペンダント・ランプにもなるめちゃめちゃフレキシブルなライトで
ニューヨークの近代美術館(MOMA)の永久コレクションにも
選ばれています。
コンスタンチン・グルチッチはミニマリズムの要素を活かしながら、
機能と構造を絶妙に組合わせた
個性的なデザインが評価されているデザイナー。
世界最高のインダストリアル・デザイナーの一人といっていいと思います。
そんなグルチッチのデザインの中でも
かなり気になっているスツールがあるのです。
2006年1月、ドイツのケルンで開催された
「ケルン国際家具見本市」でBEST of the BEST賞を受けたという
バー・スツール「ミウラ」。
ミウラって・・・三浦??と思っていたら、
スペインの闘牛で、極めて獰猛な暴れ牛の呼び名のことで、
グルチッチがイタリアのランボルギーニ(車)の大ファンらしいです。
いわれてみれば、ランボルギーニに見えて来る…(笑
グルチッチ曰く、
「すっきりした骨格構造のうえに「一種の筋肉組織」が乗り、
これが柔らかくスカルプチャーのような表面となる。
座ると宙に浮いているような心地」なのだそう。
お酒を飲むシチュエーション然り、のデザイン。
かっこいいです。
- 2006/10/26登録
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