カン・サンジュン アイコクノサホウ
姜尚中「愛国の作法」
「国を愛する心」。
情緒的に語られることが多い事柄を、論理的にきちんと詰めて定義し、その在り方を論じようとする姿勢には、うなずける。きちんと詰めようとするからか、哲学的な論述も多く、なかなかに手ごわい本でもある。語り口と同様、随分と慎重な言い回しのようにも思える。
しかし、らしくないタイトルの本を書いたもんだと最初は思った。
結論をばらすようだが、「あとがき」から引用してみると。
「やや図式的に言えば、地域=郷土(パトリア)の再生とアジアの結び付きこそ、愛国の目指すべき理想なのではないでしょうか。」
本屋の棚で「見たことのないデザインの新書だな」と思ったら、いつの間にか、しらないうちに「朝日新書」なるものが創刊されていたのが昨秋。なぜか、なかなかに、読み終えることができないでいた。最近は随分と「株」が暴落した安倍晋三首相の「美しい国へ」のアンチテーゼのような位置付けなんだろうか。後から買った「美しい国へ」は、あっという間に読んでしまったのだが・・。
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愛国の作法
- 活字中毒者地獄のりす蔵 | Tracked: 09.2.4 7:40 pm
『愛国の作法』を読んだよ。精神の緊張を高度に伴う読書。 姜尚中氏の著作は初めて。本当は同氏の『悩む力』を読みたいんだけれども、売れているだけあって予約多数。ひとまず『ニッポン・サ...
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