Tug of War
1982年に発表されたポール・マッカートニー4枚目のオリジナル・アルバム。ジョン・レノンの死やウィングスの解散などの逆境をバネにして、これぞポール節とでも言うべきポップな作品が並ぶ秀作である。そのクオリティー高さには80年代のビートルズとの声も多い。聴けば聴くほど、音が体に染み込んでくる感じだ。
個人的には"Take It Away"を強く推したい。ある意味で、この次期の頂点とも言える作品だろう。個人的な「アルバム一曲目コンテスト」ではかなり上位に食い込んでいる。リンゴ・スター、ジョージ・マーチンなんかも参加したプロモも楽しい。ラストはスティーヴィー・ワンダーを迎えての"Evony And Ivory"で締めくくられる。英米におけるポップ・ミュージックの神様の競演。
その完成度ゆえ、冒険的な要素が少ない気もするがこれはそういうアルバムなのだ。もうちょっと肩の力が抜けた感じがご所望の肩は続編のアルバム"Pipes of Peace"をどうぞ。
- 2002/05/15登録
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