サン・サーンス 動物の謝肉祭
写真は私の手元にあるLPレコード。幼稚園の音楽会でサン・サーンスをやることになったとき両親が購入してくれたもので、解説に使われているテキストなどから判断すると当時東芝EMIが青少年向けにパッケージしたシリーズのようです。そのためか、収録された年や場所の情報などクレジットされていなかったり、少々不案内。とはいえ、オペラの音楽監督としても活躍した故・ジョルジュ・プレートルの指揮による、パリ音楽院管弦楽団の演奏が収録されています。
・・・実はうちにはレコードプレイヤーが無いので、持っているのに聴けないんです!最後に聴いたのは、いつのことだったでしょうか・・・
それはさておき、現在東芝EMIからCD発売されているもので同じ頃の音源ではないかと思われる「謝肉祭」には、同じくフランスの作曲家プーランクの組曲「典型的動物」がカップリングされています。
もともと友人の企画したパーティのために書き下ろしたという「謝肉祭」には、有名な「(瀕死の)白鳥」以外にもいろんな動物が登場しますが、「ピアニスト」「化石」まで出てくるのはご存知でしょうか。このLPの解説によると、ピアニストとしても成功していたサン・サーンスはどうも皮肉やだったらしく、「ピアニスト」では「つまらなそうに練習曲をくりかえす才能のなさそうなピアニストの卵」を表現したのだとか・・・確かに、わざわざ“動物”として登場させているあたりは皮肉っぽいかも。そして「化石」のほうでも、フランスの民謡やロッシーニの作品、自分の過去の楽曲の断片を“化石”としてパロディにするなどしていたため、いささかコミカルな構成のこの組曲が生前に公の場で演奏されることはなかったそうです。
<組曲 動物の謝肉祭>
ジョルジュ・プレートル 指揮
パリ音楽院管弦楽団
アルド・チッコリーニ&アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
ミシェル・デボスト(フルート)
ロベール・コルディエ(チェロ)
ジャック・カゾウラン(コントラバス)
- EAC-70178-STEREO
- ANGEL RECORDS
- 発売元: 東芝EMI
- 年(代): 1970年代
- 2006/11/15更新
- 2006/11/15登録
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