小沢健二『犬は吠えるがキャラバンは進む』
ジョン・レノンでいえば『ジョンの魂』に当たるアルバム。
バンド解散後の1stソロアルバムということや、ざっくりとした音の感触だけでなく、「過去との決別」「覚醒」という点でも近いアルバムだと思う。90年代の日本で、ここまで「覚醒」した音を鳴らした人はいなかったんじゃないかなあ。
私の場合、外で聴くと風景の輪郭がくっきりしてくるし、部屋で聴くと心がはっきりしてくる、内と外、両方に効く音楽です。
ライナーの小沢本人による文章も必読です。私が芥川賞の銓衡委員だったら、この文章だけで芥川賞あげるんだけど……。









