神仏のまねき 梅原猛・市川亀治郎
若い頃から梅原哲学を読んできた歌舞伎役者市川氏と歌舞伎作家でもある日本哲学の梅原氏の対談、祖父と孫くらいの年齢差の二人の歌舞伎に対する思いが交錯する世代を超えた話と伝統ある歌舞伎の歴史の話、歌舞伎の原始の姿・ありようの話が面白い
歌舞伎はもともと神仏に供えるものから、
梅原哲学と、歌舞伎・芸能の新たな世界が広がる!
角川 2006年 11月 : 1890円
[ 内容 ]
歌舞伎、演劇、哲学――。梅原猛の全著作を読み、折口学を学んだ歌舞伎俳優・市川亀治郎と、梅原猛が時を忘れて語り尽くした。神降る場・神がかる肉体を知る二人が、哲学と芸能の新たな世界を広げる画期的対論!
梅原猛「神と仏」対論集
第三巻 神仏のまねき
第一幕 ワザヲギの呪力 神降る場・神がかる肉体
「ヤマトタケル」から始まる
『古事記』という文学
「ヤマトタケル」で描く父、そして女性
怨霊史観とは
怨霊と芸能
戯曲「水底の歌」の直感
直感と検証
亀治郎の歌舞伎
霊を宿す“器”としての肉体
孤独に耐える力
ワザヲギの“技”
第二幕 ワザヲギの運命 神に見せる・神を魅する
身振りと科白
「鳴神」のリアル・「仮名手本」のシュール
歌舞伎を壊して歌舞伎を創る
思想劇としての歌舞伎に挑む
古典の裏切り
神を負って
職能者としてのワザヲギ
“歌舞伎”の向こう側へ
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最新コメント5件
2006/12/06
いにしえ もう2年ほど早く出版して欲しかったです。歌舞伎の原典・源流の話を知って観るのとでは味わいも違ったものに、役者さんよ役柄の話もあったりで、とにかく面白く読めます。深く知るに最適。愉しめます。借りるのでなく蔵書される本。
けこ あらそうなんですね、では注文しましょう。梅原さんは円空も発売されて気になってるんです。
いにしえ ロシアンバレエの振り付けは「黒塚」てなこともかかれてました(市川談)。
円空さんは見ました、必読ですがまだ買ってません、気合を入れないと読めない感じで。でもお奨めです。
2006/12/13
けこ さっそく今読んでるんですが、対談なのでさくさく読めますね。ただコラム(?)がカットインしてくるのが個人的には邪魔なんですが…。ところで、6割くらい進むとまた最初から似たような対談を読んでる印象がしてきました、今晩そこを乗り切るとまた違うかな。余談ですが、今年は蝶をよく見かけるので少しドキドキします。
いにしえ コラムも勉強になります。僕は気にならないです。今回は折口信夫さんが(縁を感じる人)よく出てきますね。対談は分かるように話が進み互いに周知なことでも読者に分かりづらいことを脚注。話は広がってます。
蝶は確かにふと、霊・魂を連想しますね。
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