アート・シアター・ギルドえいが
ATG映画
1961年の創立以来、様々な映画作品を世に送って来たATG(アート・シアター・ギルド)。
その「功罪」はともかくも、小予算でありながら、芸術本位で作り上げられた映画を制作・公開し、先駆的な成果を残して来た。
日本映画界が撮影所システムの崩壊によって、制作母体がほとんど独立プロ系になり多様化して来た60年代後半、制作費1000万円(低予算!俗に言う「一千万映画」)を提供し才能ある新人監督を世に輩出。時代の追い風も受けて好調だった。
今も存続しているようだが、一時期隆盛を誇ったそれは無い。
ATGと言えば、僕等70年代世代には「少々暗くてストイック」で、「四畳半ロードショー」的なイントネーションをくれる。
当時夜中のTV映画といえば洋画よりもATG系が多かったと思う。ビデオなき時代に珍品、佳作を知ることが出来た手段のひとつでもあったが、テレビに押されて日本映画が衰退していくという皮肉も内包していた。
貧弱な制作費で乱発し、映画館鑑賞まで辿り着く内容ではなかったのだ。
とまれ、ATG映画のモニュメントとなる作品を少々並べておこう。
大島渚「絞死刑」、篠田正弘「心中天網島」、寺山修司脚本/羽仁進監督「初恋:地獄篇」、岡本喜八「肉弾」、三島由紀夫作・監督「憂国」、今村昌平「人間蒸発」、ルイス・ブニュエル「小間使いの日記」、新藤兼人「人間」、寺山修司「田園に死す」、田原総一郎監督(なんと!)「あらかじめ失われた恋人たちよ」、東陽一「サード」、森田芳光「家族ゲーム」.......etc.etc.
ほんの一部であるが、後は諸兄方の記憶に負うとしよう。
■石川セリ『八月の濡れた砂』をバックにコメントお読み下さい。
70年代ATGぴったりのBGMです。(ただし、これは日活映画の主題歌ですが.......。)
- 2001/11/20更新
- 2001/11/20登録
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松田優作 森田芳光 / 家族ゲーム
- 中川ホメオパシー | Tracked: 10.3.23 1:05 pm
ワケもなく仔猫 どうも。ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーの非実在青少年担当、ブロッケンです。 森田芳光脚本・監督の映画『家族...
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