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漬け物大全―美味・珍味・怪味を食べ歩く (平凡社新書)

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「漬け物」の世界を網羅した小泉武夫氏著の書。

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【目次】

はじめに

第一章  漬け物の歴史
 1 日本の漬け物の歴史
   誕生は塩と魚がヒント?/塩を手に入れた後は/日本最初の文献記録
   「香の物」という言葉/漬け物屋の誕生と発展
 2 中国の漬け物の歴史
   鹹菜とえん菜、醤の意味/肉醤、魚醤が先行/酢と漬け物の関係
   「糟」は漬け床に
 3 朝鮮半島の漬け物の歴史
 4 その他の国々の漬け物の歴史
   メコン川流域を調べて/酢をもっとも早く取り入れたバビロニア

第二章  日本漬け物紀行
 1 諸国漬け物味比べ
   北海道――水産物をよく使う/東北地方――漬け物天国
   関東地方――上品な漬け物/中部地方――変化に富んだ名物
   近畿地方――歴史の深さを表す/中国地方―漬ける材料の豊かさ
   四国地方――山海の恵み/九州地方――数多い根菜、魚介類の漬け物
   沖縄地方――熱帯系の材料を使って
 2 わが漬け物行脚
   あちゃら漬け/ナス漬け/酸茎/白菜漬け/野沢菜漬け/高菜漬けと広島菜
   花を食べる文化/ダイコン漬け/壺漬け/東京名産べったら漬けと福神漬け
   梅干し/梅干しのつくり方/カブラ漬け/奈良漬け/歴史の古い味噌漬け/
   甘酢漬け/アケビの熟鮓/大館のとっこ漬け/旧家に伝わる美味
   三五八漬け
 3 漬け物徒然草
   「雅香」か「合香」か――漬け物の匂い/梅干しと条件反射
   滑稽ともいえる沢庵の匂い/わが家の珍味その一――板コンブの味噌漬け
   わが家の珍味その二――卵黄の味噌漬け
   わが家の珍味その三――豆腐の漬け物/豆腐ようの魅力
   焼いて食う漬け物・へしこ漬け/余呉町の「活鮎のへしこ」
   漬け物は整腸剤

第三章  漬け物の民族学――外国の漬け物
 1 中国も漬け物大国
   民族ごとに異なる漬け物/中国の漬け物を分類すると/泡菜と搾菜
 2 キムチの国韓国
   数十種類におよぶキムチ/キムチのつくり方と健康への効果
   キムチで国が「動く」/トウガラシの辛味の奥深さ/強烈なエイの漬け物
 3 タイの漬け物
   料理に使う「パクドン」/米のとぎ汁で仕込んだ漬け物
   特異な香気・虫の塩漬け
 4 ミャンマーの漬け物
   東南アジア随一の漬け物王国/モヤシも漬け物に/茶の葉を発酵させる
 5 フィリピンの漬け物
 6 ヨーロッパの漬け物
   ヨーロッパの代表はピクルス/日本人にはきつい強烈な酸味
   酸っぱいキャベツ・ザウアークラウト
 7 その他の国々の漬け物――ネパールからアフリカ、メキシコまで

第四章  「熟鮓」の不思議な世界
 1 その起源と日本への伝来を考える
   熟鮓の起源と二つの伝来ルート/日本の代表――近江のフナ鮓
   真のぜいたく魚卵の熟鮓/日本海沿岸の熟鮓/黒潮が生んだサンマの熟鮓
   熟鮓で健康になる/日本各地の熟鮓
 2 中国に熟鮓をたずねて
   少数民族の食文化として/トン族の四〇年もの熟鮓/ブタの熟鮓一〇年もの
 3 朝鮮半島の熟鮓
 4 東南アジア各地の熟鮓
   タイ/ベトナム/カンボジア/マレーシア/フィリピン/インドネシア
   ミャンマー
 5 その他の国々の熟鮓的漬け物
   極北の漬け物健康食品/熱帯インドとアフリカでは

第五章  日本の魚介漬け物を食べ歩く
   北海道の松前漬けとメフン/北海道に多いニシンの漬け物
   魚卵の漬け物の数々/イカの「赤造り」と「黒造り」
   ニシンの白子漬けとタラの親子漬け/青森で食べたイカの沖漬け
   日本にもある肉の漬け物/知恵が生んだ伊豆七島のくさや
   北陸は魚の漬け物の本場/珍味このわたのつくり方
   世界一珍奇な発酵食品はこれだ/宝漬け――石川県の幻の味
   内陸部の魚の漬け物/飛騨のねずしと長良川のうるか
   近畿地方の魚の漬け物/中国・四国の魚の漬物/長崎の珍味カラスミ
  九州の魚の漬け物/沖縄名物スクガラス

あとがき

資料   漬け物とは何か
 1 漬け物を分類する
   発酵漬け物と無発酵漬け物/材料で分けると
 2 「発酵」と発酵菌
   活躍する乳酸菌たち/塩に耐え、空気を嫌う
 3 漬け物の原理
   「漬かる」とはどういうことか/酵素のはたらきとは
 4 漬け物の栄養と保健的機能
   ビタミンと食物繊維の宝庫/漬け物はミネラルも豊富

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  • 著者: 小泉 武夫
  • 出版社: 平凡社
  • 発売日: 2000-10
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  • 2006/12/06更新
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