タダ、キミをアイシテル
映画「ただ、君を愛してる」
――あのキスの時、少しは愛はあったかな?
主演:玉木宏/宮崎あおい
監督:新城毅彦
原作:市川拓司 「恋愛寫眞 もうひとつの物語」
……2003年に放映された「恋愛寫眞 Collage of our Life」とコラボするカタチで生まれた市川拓司の小説……の映画化作品。
→「恋愛寫眞」との共通点
登場人物の名前/カメラ/NY/すれちがい/手紙
映画「恋愛寫眞」と小説「もうひとつの物語」を対比させてみるのは面白いだろうなーと思いますが、
映画同士を比べることには意味がないかなと思います。
■あらすじ:
大学の入学式の日に、ふたりは出会った。
こどもの頃からつけている塗り薬の匂いが気になる誠人。
幼い容貌で、人より少し変わっているようにみえる静流。
コンプレックスがあるために、人と距離をおいているふたり。
カメラが趣味の誠人と、誠人に興味をもった静流は、大学の近くにある「森」で一緒に写真を撮る仲になるが……
▼誠人と静流――
不器用だけど心優しく誠実な誠人。
いつも愛嬌のあるウソをつく静流。
ふたりは素直で純粋で、いつも心は前をまっすぐ見ている。
そんなふたりが愛おしかったです。
▼3人目の主役・みゆき――
ヒロインにとって恋敵でもあり、ふたりの共通の親友となる「みゆき」の存在。
良いカンジのバランス関係が心地よかったです。
この映画は、恋人と観に行くのではなく、親友と一緒に観た方がいいかも。と思いました。
心優しい三角関係の物語です。
(……ただ、講義中に雑誌を読むような人は、個人的には嫌いです/苦笑)
▼NYで再会する「静流」――
ああ、静流はここにいたんだ……
そう思いました。
……静流の「ウソ」の本当の意味がわかるとき、「静流」という字に涙がでました。
▼演技――
宮崎あおいちゃんは、くるくるよく変わる「表情」がすごく良かったです。笑ったり、スネたり、ウソをついたり……ほんとカワイかったですっ。
玉木くんは、他ではいつも、気が強いか、しっかりした性格の役が多い印象だったのが、この作品では気の弱い純朴なキャラを、よく活かしているなと感心しました。
玉木くんは、低くて落ち着きのある声が素敵です。
▼なぜか思い出すのは、ドラマ「のだめカンタービレ」――
玉木くんが主演しているからでしょか。ヒロインが人とちょっと変わってるからでしょうか。なんとなく共通するような気がしました。
心の中で「千秋は、のだめを手離すなよ~」と念じてました(笑)
▼小説は読まないままで映画を観にいったのですが、ぜひ小説も読んでみたいです。
とくに静流のイメージ描写をどう書かれているのか気になってます。
*映画公式サイト
- 2006/12/10登録
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