ドーズ/ニューオールド
DOES『NEWOLD』
「やれやれやれやれやれやれ」
個人的にはロックンロールな曲はシンプルだと思っている。ミッシェルの「世界の終わり」、ブランキーの「赤いタンバリン」、NUMBERGIRLの「透明少女」、くるりの「青い空」…。シンプルなのに、力強く感情を揺さぶられる。
DOESの「明日は来るのか」を聞いた時、久々にそういうシンプルな感情を覚えた。感情の露出としての、「やれやれ」、サビの「たまんない」という音楽としてリアルにシンクロしていて、ロックンロールの力強さもある。正直やられた。
が、アルバムとしてはメロディに流されすぎていて、ロックンロールというよりは、牧歌的な印象すら覚えてしまう。曲自体は悪くない。しかしロックンロールな曲は「明日は来るのか」以外には「地下鉄曲」ぐらいしか見つけ出せない。たぶん感情が殺されているのだ。
シンプルな感情。ロックンロールに必要なもの。まさに、「やれやれやれやれやれやれ」、だ。
- 2006/12/12登録
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