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SKK

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大学1年、1994年10月に出会った衝撃のかな漢字変換システム。

何が衝撃かって、その発想が衝撃。

大学に入り、必修科目だった情報処理の授業を受けるまでは、小学校時代からワープロを使っており (PTA 会報の清書など、母の手伝いをしていた)かな漢字変換といえば連文節変換が当然と思っていた。

そして情報処理の授業。そこにあったのは一般的な Windows パソコンではなく (ちなみにその頃の Windows は 3.1 で、Windows 95 も出ていなかった時代)、UNIX (それも UNICOS という、CRAY Research の System V Release 4) に繋がったX端末。基本的には操作は英語、kterm の上では一切日本語を入力することができず、 Mule (Emacs 18 ベースの Mule 1!!) を起動することではじめて日本語を入力できるようになったのだけれど、そこにあったのは SKK。

SKK に「文節」という概念はない。なぜなら、文節くらい人間が指定してやればよいからだ。漢字に変換したい箇所があれば、その最初の1文字を英大文字で打つ。送り仮名をはじめたい箇所があっても、その最初の1文字を英大文字で打つ。連文節変換? なにそれ? 機械がしなくていいことは機械にはさせない。SKK とはそういうシステムだ。

たとえば

○「かな漢字変換」と入力したければ、「kana Kanji Henkan」と入力する。
○「懐かしい思い出」と入力したければ、「NatsuKashii OmoIDe」と入力する。

もちろん、大文字・小文字・スペースを間違えると、正しい変換結果は得られない。しかし、大文字・小文字・スペースを区別して入力する才能さえあれば (もちろんそんなものは誰にでもある)、最初のメンタルバリア (Emacs に対するメンタルバリアを別途克服する必要はあるが) を超えてしまえば、とにかく速く入力できる。

また、大文字・小文字・スペースなどを駆使するよう人間に強要し、しかも連文節変換を捨てたことによって、その「不便さ」を上回る柔軟性を得たことも確かなのだ。

○英語のスペルを入力すれば、適切に変換してくれる。たとえば「/system」と打てば「システム」と変換する。
○候補が尽きたら、そのまま辞書登録モードに移行してくれる。単語登録の手間はないに等しい。
○軽い。機械が余計なことを考えないので、とにかく軽い。
○辞書のメンテナンスが楽。テキストファイルなので、どこかに持ち出すことも簡単である。

というわけで、パソコンを使いはじめて12年になるが、SKK を上回るかな漢字変換システムを見つけるに至っていない。というか、今更移行できないというのが真実。

SKK

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h12o

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