ケイアイナルベートーヴェン
映画「敬愛なるベートーヴェン」
原題 Copying Beethoven
■あらすじ:
重度の難聴になり孤独を深めていたベートーヴェンのもとに、楽譜を清書する助手として若き女性作曲家が訪れる。
ベートーヴェンは彼女とともに「交響曲第九番」を完成させ、彼女の手助けにより初演コンサートを大絶賛で成功させる……
▼左と右のスピーカーから聞こえるベートーヴェンの音楽は、BGMではなくて、俳優のセリフと同じくらいの存在感。
まるで音楽が映画の語り手のようでした。
セリフだけでは語られないストーリーの深部があるとしたら、それは全て音楽が語っているのかもしれません。
ベートーヴェンの音楽を深く知らない私には読み取れなくて残念です……
▼この映画に登場するベートーヴェンは、傲慢で偏屈で汚くて、思わず顔をしかめたくなる嫌悪感。彼につきあわされるヒロインが可哀想でしかたがなかったです(苦笑)
しかし、人間的にはダメでも、彼の音楽は、確かに神が与えた珠玉の音楽。ヒロインは音楽を通じて心を通わせていく……のですが、ヒロインの心境が上手く理解できず、私としては消化不良気味です。ごめんなさい。
▼「耳は聞こえずとも、私の頭の中には音楽が鳴り響いている!」と言うベートーヴェン。
パンフレットによると、映画で使用された「第九」は、難聴のベートーヴェンに聞こえていたであろう音楽を再現しているとのことです。
ベートーヴェンの音楽に触れるための映画だと思います。
♯映画公式サイト
- 2006/12/22登録
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