ドンペリ
ドンペリ物語
ドンペリはどこの誰が作っているのでしょうか?
それはモエ・エ・シャンドン社。
言わずと知れた世界最大のシャンパン・メーカーです。
ドンペリを作っているモエ・エ・シャンドン社はシャンパーニュ地方のエペルネにあります。
このメーカーの規模と言ったら他に比較するものがない。
なにせ全シャンパーニュの生産量のうち、約18%がモエ・エ・シャンドン社
から出ているらしい。
この大きさがいかにすごいか、分かりますよね?
そしてこのモエ・エ・シャンドン社の建物がかつてのオーヴィレール修道院。
そう、シャンパンの発明者とされるドンペリニョンが
住んでいた場所なのです。
この修道院を買い上げたのがモエ・エ・シャンドン社です。
買い上げたと言っても、1743年のことだからかなり昔です。
こんな経緯があり、モエ・エ・シャンドン社の最高級銘柄は
ドンペリという名前がついているのです。
さて、ドンペリは最低でも1万円もする高級シャンパン。
そんな高いのは買えないという人はブリュット・アンペリアルを
買ってみてください。安ければ3500円くらいで買えます。
かすかな甘みとすっきり感はシャンパンの永遠のスタンダードです。
今日のシャンパンを語る上で絶対に欠かすことのできない
二人の人物がいます。
ドン・ペリニョンとマダム・クリコです。
今回はドン・ペリニョンについてです。
シャンパーニュ地方とはパリの東にある
マルヌ県とオーブ県一帯を指しますが、
1668年、マルヌ県のオヴィレールという村に住む
ドン・ペリニョンという盲目の僧侶がいました。
修道院の酒庫係りだったドン・ペリニョンはある日、
偶然から面白い発見をします。
まだ発酵の完了していない地元のワインに、
たまたま当時使われはじめたコルク栓をして放置しておいたところ、
なんと瓶の中で再発酵し、発泡性のワインが造られたのです。
いわゆる「瓶内二次発酵」です。
当時、シャンパーニュは既に香り高いワインとして通っていましたが、
それは通常の非発泡性のワイン(スティルワイン)としてであり、
まだ発泡性のワインとしてではなかったのです。
このドンペリニョンの発見により、シャンパーニュは偉大な
発泡性のワインとしての地位を築くに至ったのです・・・・
とされていますが、実際にドンペリニョンが発泡性を発見し、
そして盲目であったという明確な証拠は実は存在しません。
シャンパン・メーカーで最大手の「モエ・テ・シャンドン」が出す
最高級品が世に名高い「ドンペリ」です。
モエ・テ・シャンドンはオヴィレールの修道院跡を買い取り、
そこに自社工場を作りました。モエ・エ・シャンドンと僧ドンペリニョンは
特に何の関係もないのですが
、僧ドンペリニョンの敬意として、モエ・テ・シャンドンは同社の造りだす
最高級品を「キュヴェ・ドンペリニョン」と名づけたのです。
シャンパンを発明したとされる盲目の僧侶、ドン・ピエール・ペリニヨン神父の
偉業を受け継ぐ最高のシャンパン『ドンペリ』!
フランス・シャンパーニュ地方でも特級格付けの畑で、
選び抜かれたピノ・ノワールとシャルドネを栽培し、
最高の出来の年のみのみ単一年度で仕込まれます。
つまり、最高の畑で栽培した、最高のブドウが、
最高に当たった年にのみ作られる
最高級シャンパンが『ドン・ペリニョン』なのです。
- 2006/12/31登録
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