レマニア - LEMANIA のミリタリーウォッチ - Military Watch
レマニアのチェコスロバキア軍用時計
悲しいかな、普段、ひと目惚れなど、まずしない太刀なのですが、これは違いました。
とにかく見た目が超好み。そもそも、腕時計を買おうなんて微塵も思っていなかったし、時計はケータイで十分事足りていたのに...2006年の夏、衝動買いしちゃったわけです。
しかし、せっかくの予期せぬ出会いに水を差すような「気になる」が1点ほど。写真をご覧いただけばおわかりと思いますが、文字盤のブランド名、私のこれは"LMANIA"に見えるのです。「レマニアならフツーは"LEMANIA"でしょうよ・・・ひょっとしてこれってパチモン?」という疑念がムクムクと沸いてきてしまったのです。
こんな時、インターネット登場以前はよかったですよね。「別にパチモンでも、見た目が気に入ったわけだし・・・」って思い1つで、そんな疑念はあっさりと通り過ごせたでしょう。しかーし今は21世紀!しかも華のIT社会。ボタン1つで何でも調べられちゃう世の中じゃないですか!?ということで、ここまで来ると、もう怖いもの見たさです。そりゃもうバッチリ、ググりましたさ。
まずは、"レマニア"で検索。
そうすると出てきましたよ、いろいろと。でも、そのどれもがテンション下がるようなことばかり。レマニア社自体は確かに、知る人ぞ知るスイスのブランドで、オメガのムーブメントを作るなど、かなりの名門(ここまでは良かったんです。むしろ追い風ですがな・・・)!しかし、そのどのアルファベット表記も"LMANIA"ではなく、やっぱり"LEMANIA"なのです。極めつけはこれとか。もうここまで高解像度な"LEMANIA"を見せられると、白旗揚げざるを得ません。別にイイんです、パチモンでもね。半ばやけくそ、パチモン掴まされたついでに、今度は
背面の刻印、"MAJETEK VOJENSKE SPRAVY"で検索。
そしたらYahoo!でこんなの、見つけちゃったんです。ほぼ、私のとドンズバ!!しかしですよ...そこには僅かながら巧妙の光り。「フツー、文字盤裏までこんなに精巧にパチるもん?」という微かな期待。端からそんな一部始終を冷静に見ていた家族がそこで一言。「これって、まずアタマの"L"が完全に欠けてて、次の"E"も欠けてそれが"L"に見えてるんじゃない?」という神様のお告げのようなことを!!いわれてみれば、確かにそうだ!これはパチじゃないよ!
後日、オーバーホールとベルト交換に出しました。そこで、お店の人に「間違いなくオリジナルです」のお墨付きを貰いました。しかも、1940年代のものらしく・・・。それにはちょっとビックリ。元々は、ボロボロにくたびれたNATO軍のベルトがついてあったんですが、エルメスっぽい革ベルト(私のイメージはパネライ風)にしてオーバーホールしたら、入手に要した金額(4万円)より高くつきました(笑)。
ちなみに、そのお店で売るなら20万切るぐらいだと言われました。心の中に高らかに笑ったのは言うまでもありません。
□参考サイト
*レマニアの道
*ARTISAN & ARTIST内にあるコラムの1つ「新・カメラバカ一代」の第17回・レマニア・オペマ、チェコスロバキアの財産(その1)
*クロノグラフムーブメントの見分け方
*時計業界の閉鎖性
*オーバーホール&ベルト交換をお願いした渋谷のRoots
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