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フード・ファディズム

「特定の食品が健康や病気に及ぼす影響を過大に評価したり、信じ込ませたりして行われる栄養行為」=フード・ファディズム。

アメリカ栄養士協会が提示した概念だという。ということは、かの地においても、テレビなどマスメディアの情報に過剰反応するケースがいっぱいあるんだろうと推察される。

納豆がどこのスーパーでも姿を消しているらしい。いつもなら、棚にあんなにいっぱいあるのに。テレビ番組「あるある大事典」の影響だ。納豆がさほど好まれない関西でも売り切れと新聞に出ていた。福井のうちの近所でも、ないようだ。

「またか」と思わず舌打ちしてしまう。

りんご、バナナ、ココア、寒天・・・。震源地は「あるある」のほか、「ためしてガッテン」「おもいっきりテレビ」「生活ほっとモーニング」など。

メディアだけが悪いとも言い切れない。
番組の情報は事前に流通業界にも伝わっていて、仕入れを増やし、放送翌日には「◇◇で紹介」なって派手なPOPとともに売り場の一等地に並んでいるはずだ。
そして消費者。テレビを見て押しかけ、買って行く。売り切れと聞くと、余計欲しくなる。

売り切れが起こるのは、反応の度合いが予想を超え、需給バランスが一時的に崩れるからだ。ブームはほどなく去る。しかし、勘違いして生産を増やしたりすると、店頭に並ぶころには熱は冷めていて在庫の山・・・なんて事態にもなりかねない。


自分の日記「納豆好きの儚き夢」で済まそうと思っていたが、なかなか鋭い考察を見つけた。marc*さんの秀逸な日記を読んで「なるほど」とひざを打つ。それに、かねてから思っていたこともあり、このテーマでKW登録しようと方針変更。

実は年末、納豆にまつわる記事をマイ・ニュース・ジャパンで読んで気になっていた。著者は、病院長の三好基晴氏。「買ってはいけない」の共著者であり、健康トリック番組の危険性に警鐘を鳴らしてきた人だ。その記事では、血液に対する納豆の効果を持ち上げた「あるある」や「ためして」「生活ほっと」の内容に疑問を呈し、番組側に回答を求めたことも記されている。さもありなんと思う。
そして、ここまで専門的でなくても、ちょっと考えりゃ、頭から信じ込んでこんな馬鹿な事態が起きることにはならないと思うのだが・・。


食育、地産地消、素性のはっきりした食べ物づくり(トレーサビリティ)・・安全で信頼される食の再生に地道に取り組む人がいる一方で、そんな動きにまぎれてまやかし、だまし、似非の手練手管で金もうけをしようとする輩もいる。悪意を持っていなくても、すっかり商業主義に巻き込まれたりするケースもあるから始末が悪い。

踊る人、踊らされる人。メディアリテラシーの域を超えていて、当たり前のことをごく当たり前に判断できる「世の中リテラシー」がいるわな。

それにしても、食いもんに限らず「偏り過ぎない」「多様性を大事にする」というのは大事と痛感する。思想でも、政治でも、そして人類にとっても。

フード・ファディズム

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nob-bro

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似非科学

  • tyaの関心空間 | Tracked: 08.5.14 7:21 pm

科学の装いを纏わせたトンデモ理論

納豆好きの儚き夢

  • nob-broの日記 | Tracked: 07.1.14 11:22 pm

福井でも、納豆がスーパーの棚から姿を消した。 「あるある」恐るべし…

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